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寒い冬のお気に入り

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。

この週末はとても寒かったですね。
皆様、体調などくずされていないでしょうか?

寒い外から帰ってきて、温かいものを飲んだり食べたりするとほっとします。

インフルエンザには紅茶・緑茶の成分が予防によい、と最近話題になっています。
おうちで常飲されている方も増えているようですね。

私が気に入っているのは葛湯です。

本葛の粉を使って簡単に作ります。

葛粉 大さじ1、
粗糖やてんさい糖 大さじ1、
乾燥しょうが粉 少々
水 150ml

を混ぜ合わせ、小さいお鍋で透明感が出るまで煮るとできます。

葛湯1
最初は濁っていますが、
葛湯2
加熱していくと透明になります。
葛湯3

片栗粉とお砂糖をお湯に溶かして飲んだ経験のある方も多いと思います。

市販のものもあり、片栗粉が含まれていて手軽にお湯で溶けていいのですが、本葛と好みのお砂糖で自分の好みの甘さでつくると格別美味しく感じます。乾燥しょうが粉も入れると、より体もぽかぽかしてきます。

本葛は最初一袋買う時には高価に感じますが、冬場何度も飲むなら市販の小袋入りよりもお安くあがります。
料理のとろみづけにもつかえます。

昔から葛は整腸効果があるとされ、胃腸が弱っているときにも優しくいただけます。

ちょっとお疲れの時の滋養にもなりますので、
手作り葛湯、簡単で寒い冬のおススメです!


私事ですが、最近疲れがたまっていて、しばらく体調があまりよくありませんでした。

空気が乾燥しているのもあったのですが、目や喉が乾燥した感じがして、違和感を感じて家の中でもマスクをしたり、洗濯物を部屋干しして湿度調節したり、いろいろと気をつけてました。

前回の「漢方・薬膳こばなし」で書かれていた、潤す力を持っている食材「れんこん・はちみつ・山芋・ゆりね」が(意識をしていませんでしたが)我が家に自然にそろえられおり、少し驚きました。

からだが求めていたのでしょうか??

私の定番は、
れんこんはきんぴらや鶏肉・根菜の煮物、はちみつは紅茶に入れたり大根のはちみつ漬けに、山芋はお味噌汁の具やすり下ろして温かいごはんとめんつゆと混ぜてしらすをのせてしらすどんに、ゆりねは定番の卵とじにして食べます。(もちろん一度には食べず、日をわけていただきます。)

環境を整えたりマスクで防いだりも大事ですが、食べ物で内側からも整えたいですね。

もちろん、専門家の判断なしで自己判断で身体のことを決めつけるのは危険な場合もありますが、

自分の体調を日ごろからチェックして、自分でも出来ることをしていけるとよいなと思います。



2019-01-28 08:00:00

2019年もどうぞよろしくお願いいたします!

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。

新しい年が明けて、最初の更新となります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします(^^)

私の年末年始は、両実家に帰ったり、家族や親せきとにぎやかにすごしました。

年末にはおもちを作りました。

子どもの時はおばあちゃんが、もち箱が縁側いっぱいに並ぶくらい、たくさんおもちをついてくれました。

おばあちゃんが亡くなってからは、兄のお嫁さんとそのお母さんがついてくれるもちをいたたいたり。。。

結婚してからは義母が毎年もちを作るので、そのお手伝い(丸め係)をしていました。

今年からは自分がメインとなってもちを作ろう!とやってみました。
主人と子どもと三人で、大きさがまちまちのぶさいくな(笑)おもちを作りました。

人のお手伝いと、自分が責任者になって最初から最後まで全部行うのとは全然違いますね。
出来たおもちも形や食感が(責任者が違えば)、みんなそれぞれ違いました。

ちょっと不格好にはなりましたが、達成感や楽しさは倍増でした。

そしてそのおもち達はとてもかわいく感じ、大切にみんなで食べました。
ささやかですが、楽しくぜいたくな時間を過ごすことができました。


話は変わりますが、
私自身、食事のことで、あーしないといけない、これはダメとか頭でっかちに考えてしんどくなってしまう時があるんです。
みなさんもそんな時ないですか?

いろいろ知識を得て考える、それは悪いことではないと思うのですが、

まず「いいな」と思ったり感じたりしたことを気軽にやってみる、
それで振り返って考えてみる、といった風に順番を変えたいなと思いました。

「知っている」と「やってみる」はちがうと、改めておもちづくりから学びました。

一見失敗に見えたおもちからも、とても楽しい思い出ができたように、
やってみることで何かが見つかるかもしれません。

今年のこちらのブログでの目標は、

「ちょっとやってみようかな~」と思えるようなことをお伝えできればと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。



2019-01-14 16:00:00

今年も一年間ありがとうございました!

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。

今年最後のブログとなりました。

今年も一年間お付き合いくださり、どうもありがとうございました。

何か一つでも皆様のお役に立ったことがあればうれしく思います。


私自身の一年を振り返ってみますと、、、

色々な変化や大変なこともありましたが、

変わらず毎日温かいごはんが食べられたことに感謝しています。

先日のブログでも少し書かせていただきましたが、

今年は特に当たり前の日常に感謝の気持ちを持ち、

それを思い出すことの多い一年だったように感じます。


新しい年も引き続き、

「食べること」について色々な角度から真剣に向き合い、学び、取り組んで行きたいと思います。

まだまだ未熟な面が多々あると思いますが、

皆様の食が楽しく幸せなものであるためのお手伝いをしたい!という初心を忘れず、

その心を土台に頑張っていきたいと思いますので、

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年が皆様にとって素晴らしい年となりますようにお祈り申し上げます。
2018-12-24 18:00:00

幸せづくりは料理から

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。

私はたまに、NHKの「今日の料理」を見ます。

先日、録画していたものを見ました。

9月の放送分なので少し前のものですが、「幸せづくりは料理から」と言うタイトルで江上栄子さんが出ておられました。

江上さんが印象に残った言葉を言われたので、少しここで紹介したいと思います。

・・・・・
外食では、そのお店の味があって、そこに合わせに行くのですが、

家庭料理は、食べる人、自分や家族のことを思って作る、

その人に合った味付けにしたり、その日の体調に合わせて食材を選び作る、

特別な料理です。

家庭料理というのはぜいたくなものなんです、
・・・・

家族の好みの味の卵焼き、
みんなが好きなお味噌で作るお味噌汁、
好みの水加減で炊いたごはんでつくるおにぎり。

簡単な料理だけれども、すべてが特別でぜいたくな料理なんだと感じました。

今年、大阪で大きな地震がありました。
私の親族やご近所でも長期間の停電や断水で困った経験をした人がたくさんいます。

普段のなにげない生活がいかにありがたいものかを、皆で話し合いました。

時々振り返り、
自分や大切な人に、ごはんを作ることができる喜び、
食べることができる、そして食べてもらえる嬉しさを忘れずにしたいと思いました。


このブログでも何回かにわたって家庭料理のお話を書かせてもらっています。

忙しい中で毎日のごはんづくりは本当に大変ですよね。

「幸せづくりは料理から」というタイトルのとおり、

料理が上手とか下手とかそんなことを超えて、
料理をしている人はみんな「幸せづくり」をしているんだと思います。

温かい気持ちを持ち、そして感じることで、
毎日の料理作りが少し楽しく幸せなものになればいいなと思いました。



2018-12-10 08:00:00

思い込みを手放す

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。

少し前に、主人の親戚の方からじゃがいもをたくさんいただきました。

毎年この時期になるといつもじゃがいもを送ってくださるので、いろいろなじゃがいも料理をします。

今年の我が家のヒットはフライドポテトです。
子どもが大好きで、何度も作りました。

美味しいじゃがいもを使ってなたね油で揚げると、じゃがいもの甘い味がしっかりしておいしいです。
塩も少しこだわって。

フライドポテトというとファーストフード・ジャンクフードのイメージの方も多いかと思います。

でも、家でちょっぴり材料にもこだわって作ると、とても簡単ですが、美味しくて栄養もある立派な料理になります。

思い込みで「ダメ!」と思うことでも角度を変えて見ると、違う見え方をしてきます。

毎日の食事作りでも・・・。

先日、ある雑誌で冷凍食品の会社が、
~「手作りこそ愛情のあらわれ」という呪縛で、忙しい主婦を追い詰めている。
 冷凍総菜は栄養もしっかり残っているし、罪悪感なく使ってほしい~
とPRしているのを見ました。

でも、ひょっとして、
追い詰めているのは「手作り」ではなく、
自分の頑張りすぎや思い込みなのかもしれません。

料理を頑張りたいと思うほど、あれもこれも全部手作りでいろいろ出して・・・と思ってしんどくなったりしますよね。

それに反して家族は意外と簡単な料理やいつもの料理がうれしかったり。

凝った料理を頑張りたいときは「自分のお楽しみ♪」と、時間のある時に・・・。

平日は家族も喜ぶ簡単なメニューのローテーションで楽をして割りきる。
それこそ罪悪感を手放して・・・。

家族が喜ぶ簡単メニューをあげてみると意外とたくさんあり、「できる!」って思います。

頑張りすぎない手作り、という選択もあるのではないかな?と思いました。

料理も時短がもてはやされていますが、
小手先の料理テクニックよりも、思い込みを手放すことで、時間や気持ちに余裕ができるのではないかと思います。
2018-11-26 08:00:00

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