JR和歌山駅東口より徒歩1分。漢方相談・ホメオパシーを中心に、かかりつけ薬局として、自律神経失調・皮膚疾患・妊活・がんに伴う諸症状などの、ご相談をお受けしております。

 
漢方体質
チェック
 
ご相談頂く
症状・疾患
 
健康レシピ
 
アクセス
会社概要
 
駐車場

こうしん堂に隣接コインパーキングがございますのでご利用下さい。
ご購入いただきましたお客様には、ご滞在時間に応じた対応をさせて頂いております。
満車の際はお声かけ下さい。

院外処方せん受付

受け付けております。
FAX:073-471-2551
 
各種クレジットカードご利用
頂けます
店頭でご確認ください。
お気軽にご相談ください
 

よい寄せられるご相談

■女性のお悩み

■妊活「不妊・子宝」

■お肌トラブル・美容

■自己免疫疾患・橋本病・バセドウ

■癌「がん」

■消化器疾患

■痛みのご相談

■自律神経失調・メンタル

■呼吸器・耳鼻科・眼科疾患

■尿のトラブル

■生活習慣病

■その他
 
 
 

漢方相談・ホメオパシーセッション

漢方相談・ホメオパシーセッションにお越し下さるお客さまへ

 通常、店内のご相談スペース【他のお客様と仕切られた場所】にて行っております。奥には、さらに個室相談スペースを設けております。ご希望の際は、お申し出下さい。

RSS

夏を元気に

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
毎日とても暑いですね。
本日も「管理栄養士の食事ノート」をお読みいただきありがとうございます。

7月25日は土用の丑の日でした。
皆様はうなぎ、食べられましたか?

私は三年ぶりにうなぎをいただきました。
値段がお高いので、注文するときには清水の舞台から飛び降りる気持ちでした(笑)。

以前、一汁一菜のお話しでも書かせてもらいましたが。普段は守りの食事(いわゆるハレとケの「ケ」)ですので、こういう時は思いっきりハレを楽しもうと思って美味しくいただきました。

夏を元気に過ごすための食べ物はうなぎ以外にも色々あります。


甘酒は夏の飲み物です。
最近は米麹から作った甘酒もお店で並んでいるのをよく見かけます。
アミノ酸やビタミンB群が含まれており、飲む点滴と言われています。

美味しいので暑い時期は冷えたのをたくさん飲みたくなりますが、エネルギーが高いので(コップ一杯分でご飯約一杯分のエネルギー)飲みすぎには注意です。

美肌効果を期待するなら、効果的な飲み方は夜寝る前ににひと肌くらいに温めて湯のみに半分~一杯くらいを飲みます。
即効性はありませんが、飲み続けるとお肌がいい感じになりますよ!

作り方はとても簡単で、米麹にお湯を入れて50~55度で8時間糖化させると出来ます。
保温のポットやヨーグルトメーカーで出来ますので、市販のを飲んでみて続けたいなと思われた方は手作りをオススメします。
お財布にも優しくなりますし、自分の好きな麹を選んでオリジナルの味を作ると楽しいです。


先日こちらのブログで書かせてもらいました「梅ジュース」が美味しく出来上がりました。
梅もクエン酸がたくさん入っており、疲れにはよいとされています。
暑いときはお水で割って、少しずつ飲んでいます。

もう一つ、胃腸がお疲れの時には「ねばねば丼」がおススメです!
さっぱりとして食べやすく、胃腸の疲れをいたわることができます。
レシピのページにも載せていますので、よかったら作ってみてくださいね!
2017-07-31 07:00:00

梅シロップ作り

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
今年も梅シロップを作りました。

こちらのブログにも書かせてもらいましたが、昨年初めて作りました。
美味しかったと言えば美味しかったのですが、梅の風味が少なくて少し物足りない感じがしました。

今年は作り方と材料をかえて再チャレンジしました。

氷砂糖を粗糖(サトウキビ糖汁から不純物をのぞき、煮詰めて濃縮。遠心分離機で「糖」と「糖蜜」にわけてできた分蜜糖。)に変えて、梅は冷凍せずに作ってみました。

作り方はとても簡単です。
梅を洗い拭いて乾燥させてから、へたを竹串でとりのぞきます。
そして消毒した瓶に梅と粗糖を交互に重ねていくだけです。
酢を入れるレシピもありますが、私は今年も入れませんでした。

まだ粗糖が溶けきっていないので未完成ですが、出来上がりが楽しみです。
梅シロップ

そして梅酒も初めて作ってみました。
こちらの氷砂糖はなんとてんさい糖の材料から作られたものです。
色んな種類の砂糖があり、選ぶのが楽しいです。
梅酒は一年くらいつけておいた方が美味しくなるとのことで、ちょっと先のお楽しみになります。
梅酒

両方とも毎日少しずつゆっくりと違う表情になっていきます。



話は変わりますが、ここ数か月、育児のことで気持ちがいきづまってしまい、ホメオパシーのお世話になりました。

おおげさに聞こえるかもしれませんが、たった一人でこのまんま出ることのできない暗いトンネルにいるようなとてもつらい気分でした。

セッションを受け、レメディを選んでいただき、
その後、心の中で隠されていたたくさんの気持ちに気づき、そして自分の心の向かう方向の角度がゆっくりと少しずつ変わったことを感じました。

そこから苦しみながらもゆっくりと時間が過ぎ、今はあの暗いトンネルの中とはちょっと違った場所にいると実感しています。


梅シロップと梅酒が、変わっていないように見えて少しずつ別の表情になって美味しくなるように、私も少しずつでいい、自分のまんまゆっくりと変化し熟成できればいいな・・・そう願い、瓶をのぞいては勇気づけられています。

本日も「管理栄養士の食事ノート」を最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました!
2017-07-17 08:00:00

一汁一菜の話 2

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
前回のブログで、料理研究家の土井善晴先生が提案されている「一汁一菜」について書かせていただきました。

更新が2週間空いてしまい、申し訳ございません。

今回も「一汁一菜」のお話しを書かせていただきます。

毎日の食事は「一汁一菜」でよい・・・と言う大胆な提案ですが、管理栄養士の視点からのポイントを書かせていただこうと思っていました。

その前に、土井先生の著書「一汁一菜でよいという提案」を読ませてもらいました。

本の中には栄養のことにも触れられていて、私があれこれ解釈を加えるないほうが良いと思いましたので、引用して紹介させてもらいます。

(味噌汁の)具は何を入れても結構です。
畑のお肉と言われる豆腐や油揚げは大豆食品。肉や魚介、ベーコンやハム、卵はたんぱく質や脂質。野菜、きのこ、海藻は体調を整えるビタミンや食物繊維。これらを組み合わせます。肉は少し、野菜を多めにしてください。

味噌汁を具だくさんにすればそれは十分におかずを兼ねるものとなります。

土井先生は、一汁一菜は極端な話、ごはんと具だくさん味噌汁、漬物でよいと言われています。
漬物をおかず一品に変えるならばお味噌汁はシンプルなものでよいと書かれています。
魚がおかずなら野菜の味噌汁というようにしてバランスをとればよい、と。

私が毎日している一汁一菜はそのような感じです。
具だくさんな豚汁や魚の味噌汁の場合はおかずはシンプルなもの(切っただけ茹でただけの野菜や冷奴など本当に手をかけないものの時もあります)にしています。
逆におかずに肉を使った炒めものや煮物をすると野菜やキノコの味噌汁にします。

本の中に興味深い箇所がありましたので、最後に紹介します。

「家庭料理は美味しくなくてよい」「自分の身体を信じる」

お肉の脂身やマグロのトロは一口食べるなり反射的に美味しい!と感じますが、それは舌先と直結した「脳」が喜んでいるのだと思います。そのように脳が喜ぶ美味しさと身体全体が喜ぶ美味しさは別物だと思うのです。

本には、「脳にだまされるな!」「身体を信じよう」と書かれています。

身体全体が喜んでいる感覚とは、食べ終わってから感じる心地よさ、身体がきれいになった気がするというものです。
家庭料理には、グルメ番組に出てくる料理のような食べてすぐ「おいしい!」「うまい!」なんていうのは必要ないのでしょうね。

「一汁一菜」というスタイルは、決して手抜きではなく、
心身が心地よい場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくり、地に足をつけた暮らし・ぶれない自分を作るための助けとなるものなんですね。

全部紹介させてもらいたいくらい、本当に色々と心に響きました。
興味を持たれた方はぜひ読んでみてくださいね!

2017-06-26 08:13:07

一汁一菜

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
本日も「管理栄養士の食事ノート」をのぞいてくださり、どうもありがとうございます。

料理研究家の土井善晴先生が提唱する「一汁一菜の食事」についての記事をインターネットで読みました。
とても良い内容だと思いましたので簡単に紹介したいと思います。
土井先生は「一汁一菜」について昨年出版もされています。


日々の食事は一汁一菜でよいということですが、これは健康でいるために受け継がれてきた伝統的な和食の型です。

和食と言えば「一汁三菜」を多くの人が思い浮かべると思います。
一日に30品目摂ることを目指したり、主菜、副菜などおかずを充実させるのが理想と考えて毎日頭を悩ませる人はたくさんいると思います。

有名な話でもありますが、そもそも一日30品目や一汁三菜という考え方は、戦後アメリカから輸入された栄養学に基づくもので、和食の伝統的スタイルではありません。
日本人の背が小さいことは栄養が足りていないから、、、などと理由づけされたようです。

そして、グルメブームやSNSの普及によって、他人の「盛った」食卓を目にする機会も多くなりました。
土井先生はそれを「ハレ(特別な日)」と「ケ(日常)」の混同だと言います。
「料理に手をかけること」=「愛情の表れ」と誤解しているケースも少なくありません。

家庭料理は食べると安心できる家族の心のよりどころです。
一汁一菜は決して手抜き料理ではなくて家族の健康を守るために受け継がれてきた伝統です。

そして土井先生は、減塩の敵のように思われがちなお味噌汁についても、

「発酵食品のみそには塩分を排出する働きや、整腸作用や殺菌作用など多くの健康作用がある。具だくさんの味噌汁は心身の健康を維持し、育むために必要な栄養素を十分にとることができる。」と紹介されています。
(みそは極端に安いもの、質の悪い材料のものはおススメ出来ません。)


・・・いかがでしょうか。
私はこの記事を読んで気持ちがすーっと軽くなりました。
私自身、ほぼ毎日お味噌汁と簡単な炒めものや煮物の一汁一菜生活だったからです。
小さい息子がぐずる中で、不器用な私にはステキ料理は出来ませんでした。

料理に手をかけること=愛情 の呪縛は恐ろしいものです。
きっと苦しんでいるのは私だけでは無いと思います。

SNSや雑誌などを見て、自分と比べて落ち込んでしまわれる方、
私と同じように地味なご飯しかできない、と罪悪感を持たれている方、
堂々と家族の健康を守るために一汁一菜生活を始めてみませんか?

決して手抜きではなく、「家族の健康を守るために!」です。

次回は管理栄養士の視点から、一汁一菜の献立のポイントをお話ししたいと思います。



2017-06-05 09:00:15

お母さんのおにぎりに含まれるビタミンは??

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
こんにちは。
本日も「管理栄養士の食事ノート」をのぞいてくださり、どうもありがとうございます。


質問です。
にんじんにはビタミンAがたくさん含まれています。
いちごや柿にはビタミンCがたくさん含まれています。
お母さん(お父さんやおばあちゃんなど大切な家族)の作ったおにぎりにはどのビタミンが多く含まれているでしょう??

私が中学生の頃、保健体育の授業中に先生がこのような質問をされました。

答えは、ビタミンI(アイ・愛)でした。
そんなビタミンはありませんが、愛とローマ字のI(アイ)をかけたダジャレですね(笑)。
ちなみにビタミン愛はごはんを美味しくする働きもするそうですよ。


話は変わりますが、、、
私は保健センターの栄養士をしていた頃、乳幼児健診での集団栄養指導で栄養のバランスのお話しなどをしてきました。
いろいろな食材に触れさせる機会を作り、赤(身体を作る元となるもの)、黄(エネルギー源)、緑(身体の調子を整えるもの)をバランスよく食べさせましょう・・・

理想はそうなんですけど、レシピの本に載っているようなどんな素敵な離乳食や幼児食を作ったとしても実際に子どもが食べないと意味はありません。

作っている方はとても頑張っているのに、頑張れば頑張るほど食べないっていう話は「あるある」ですよね。
うちの息子もそうです。

その時にビタミン愛を思い出します。
栄養素やバランスにばかりとらわれなくてもいいんだよって、自分に言います。

保健センター時代、子どもの発達を見てくれる専門の先生にこんな話もお聞きしました。
子どもは食べるものだけで大きくなることは出来ない。
両親や祖父母、育ててくれている人からの愛情を感じとることが出来ないと体重が増えないことがある、と。
まさにビタミン愛は成長を助けてくれるんですね。

時には、ごはんを食べないでぐちゃぐちゃしたり、好き嫌いして頑張って作ったごはんを口からでろ~って出してきたり、いやいやで大泣きしたりする息子を見ると、自分の作るごはんが、そして自分が、ダメなのかなと思い泣けてくることもあります。

そんな時はすーっと深呼吸して、子どもは好き嫌いせずにたくさん食べるべきだとか、自分はもっとがんばるべきだとか「~しなければならない」を頭から捨ててしまおうと思います。

栄養バランスばっちりの素敵な献立をつくることはできなくても、子どもが好き嫌いしても、今はとりあえず、一緒にご機嫌でごはんを食べることが大事なのかなと・・・。

そして子どものからだは大人よりもよくわかっていて、必要な時期に必要なものを食べるようになるとも言われますので、子どものからだの力を信じてみようと思っています。








2017-05-22 08:00:00

前へ 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 次へ