「食べたものが身体をつくる」と言われます。
しかし、病気を治すうえで残念ながら、食べ物は万能ではありません。
食事を変えたからと言って、
お薬や手術のように、すぐに身体に変化がおとずれることはあまりありません。
食べ物は身体に入ってから消化吸収されて栄養が行き届くわけですが、身体はひとりひとり違いますから、反応も異なることがあります。
同じように食べても太る人もいれば変わらない人もいますし、栄養素も足りる人もいれば足りない人もいます。
しかし、自分に合った身体のためを思った食事を意識して摂り続けることで、少しずつかもしれませんが身体は確実に変化していくことも確かです。
健康な身体を作るためには、食事の面で、「継続は力なり」という言葉がよくあてはまります。
最近ニュースでマンションの傾きが問題になっています。
基礎工事に不備があるようです。
食べるものも同じだと思いました。
いくら上に建つものを良くしても、基礎がしっかりしていないと傾いてしまいます。
この基礎をしっかり作り上げるもののひとつが毎日のごはんです。
自分をいたわって、しっかりと基礎を作り上げた身体は「なんだか調子よく」なっていきます。
少しバランスを崩しても、もとに戻りやすくなります。
時には羽目を外しても、調整する力と継続することが大切です。
自分の身体をいたわる食事を忘れずに毎日過ごしていくと、身体は気づいた時にこたえてくれると思います。
ゆったり構えて、その時を楽しみに待って、継続していきましょう。
今週も読んで下さり、どうもありがとうございました(^^)