こんにちは。
最近、病院での生活・保健指導を聞く機会がありました。
そこで看護師さんが、
「情報って変わりますからねぇ・・・。10年前に言ってたことと、今とは違うこともありますし・・・」
と言われていました。
そうなんです!
私の場合は栄養指導のことになりますが、
例えば母子関係ですと、
学生の頃は離乳食は1歳までに終了すると教わりました、
就職するころには一歳半を目安に終了するようにと、のびていました。
他にも・・・
妊娠中は鉄分をとるために苦手な人もしっかりレバーを食べろと言われていたのが、ビタミンAの過剰摂取の関係で言われなくなったり。
以前はレバーを使ったレシピの調理実習を行政も企業もよくしていましたが、最近は見る機会が減った気がします・・・
成人(生活習慣病)関係でも
コレステロール値が気になる方は血のけのないもの(いかやたこ)はコレステロールが多く含まれるから食べ過ぎはよくないとか言われましたよね。・・・のちには関係ないと言われるようになりました。
情報は常に新しく変わっていきます。
何を信じればいいの?と思う時もありますが、
特別な病気がある時などは、
最新のしっかりとした裏付けのある情報をもとに、
医療機関で特定の食事をすることにより症状が改善されることも沢山ありますので、
全部の情報に不信感を持つ必要は無いと思います。
それに、
昔と今で環境が変わっていますので、
「昔はこうだったんだから」と意固地になりすぎる必要もないと思います。
日常生活で私たちに出来ることは、
当たり前のことですが
やはり過剰に振り回されず、
むやみな摂りすぎや摂らなすぎを避け、
自分の身体にあっているかちゃんと確かめながら食べることが大切だと思います。
(これが一番大切で一番むずかしいのかもしれませんが・・・(^^;)
以前はお昼の情報番組で「〇〇が効く」と言ったら
スーパーからその食材が無くなるというような現象もありました。
そのブーム以降は、栄養相談の場でお話ししても、
「もうそんな無謀な『ばっかり食べ』はしませんよー。」と言われることも多いです。
情報があふれて困惑することもありますが、
一時よりもちゃんとした目を持って食事を選ばれる方も増えたことを実感し、
嬉しく思うことがあります。
柔軟に対応する心と行動は、情報のあふれる中で大切だと感じました。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様お体をくれぐれもご自愛ください。
今週も最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)