栄養的に考えた時に、貧血と言えば、鉄をまず思い浮かべると思います。
他にも血液を作る元となるたんぱく質や鉄の吸収を助けるビタミンCも大切です。
赤みの魚・肉(たんぱく質や鉄分)、ほうれん草・ひじき(鉄)、サラダやジャガイモ・果物(ビタミンC)など・・・
無理なく使える食材を使って、日々気をつけて食事を考えています。
先日、薬膳でよく使われる食材「金針菜(きんしんさい)」できんぴらを作りました。
ほうれん草の約20倍の鉄分を含んでいるそうです。

金針菜です。(乾燥しています。水で40分戻して使います。)
金針菜のにおいが気になると言う声もたまにお聞きしますが、きんぴらにすると気になりません。
歯ごたえも良く、味もしっかりとしみこんで美味しいです!
金針菜の戻し汁も鉄分が含まれるので、しっかり活用します。

金針菜の戻し汁です。

人参とピーマンで見た目の彩を良くしました。
ホームページのレシピのページに参考の分量と作り方をのせていますので、興味を持たれた方はそちらものぞいてください(^^)
しっかりと鉄分が含まれている食材なので、少し多めに作り置きして、少しずつコツコツと食べています。
金針菜を常備しておくと、気になる時にさっと作れて便利です。
私はよく病院などで「貧血」を疑われて血液検査をするのですが、そこでは正常範囲内(むしろ貧血には全く関係ないくらい良い値)になります。
こうしん堂でお話を聞いたのですが、血液検査値だけの貧血ではなくて、漢方的にみた貧血もあるそうです。
私みたいに気になっている方も多いのでは?と思います。
気になっている方は、一度相談されるとよいと思います(^^)