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仏性の育てかた その2

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
 
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
今日も、前回に引き続き、
「仏性(ぶっしょう)」の育て方について
書いていきたいと思います。
 
前回、「三毒(さんどく)」について書きましたが、
 
ダイエット(食べないように)もそうですが、
「~しないように」というのは難しいものです。
 
そこで、言い換えて「~するように」を考えてみますと、
三毒の反対として、「三学(さんがく)」というものがあります。
 
「三学」とは、「戒(かい)」・「定(じょう)」・「慧(え)」の3つです。
 
「戒」とは、持戒(じかい)。
生活規範を守ること。
 
「定」とは、禅定(ぜんじょう)。
精神を集中して心を乱さないようにすること。
 
「慧」とは、智慧(ちえ)。
ただしいものの見方をすること。
 
今日は最もわかりやすい「戒」についてすこし補足説明をします。
 
仏教では代表的なものとして「五戒(ごかい)」があります。
 
1.不殺生(ふせっしょう):生き物を不要に殺してはならない
2.不偸盗(ふちゅうとう):他人のものを盗んではいけない
3.不邪婬(ふじゃいん):不道徳な性行為を行ってはならない
4.不妄語(ふもうご):嘘をついてはいけない
5.不飲酒(ふおんじゅ):お酒に飲まれてはいけない
 
持戒(戒を守る)をすることで、禅定、智慧へとつながっていきます。
 
その辺りの詳しいはなしは、また次回にかきます。
2018-05-15 09:00:00

仏性の育てかた その1

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
 
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
前回書きました「仏性(ぶっしょう)」の育て方について
今日は書きたいと思います。
 
みんなには、仏性(仏になれる性質)が備わっています。
が、なかなか普段はそれを垣間見ることができません。
 
それは、心の中心にある仏性のまわりを
煩悩が埋め尽くしているからです。
 
煩悩は108あると言われますが、それを簡単に3つでいうと
「三毒(さんどく)」というものがあります。
 
三毒とは、「貪(とん)」・「瞋(じん)」・「痴(ち)」の3つです。
 
「貪」とは、むさぼりの心、
人間の欲は尽きることがないといいますが、
あれしたい、これしたい、という際限のない心。
 
「瞋」とは、怒りの心、
まわりが見えなくなるほどの怒りの心。
怒りの炎によってすべてがなくなってしまうほど恐ろしいものだ
と仏教では教えています。
 
「痴」とは、無知の心。
物事の本質を知らずに、曲がったものの見方をすることです。
 
この3つの毒におかされないようにすることが、
仏性を育てる第一歩となりますので、
心がけてみてください。
 
続きはまた次回書きます。
2018-05-08 08:00:00

動物のなかで人間だけ

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
 
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
さて唐突ですが、動物の中で、どうして人間だけが
こんなに発展したのだと思いますか。
 
これには当然、色々な答えがあります。
 
二足歩行をしたから。などなど。
 
ですがその答えの1つとして、
私が1番大きいと思うのは、
「想像力」をもったからだと思っています。
 
空を飛べたらなあと思うから、飛行機ができたし、
これがこうなればいいのに、と思うから、
人間は発展してきたのです。
 
われわれ人間は、
自分の心ひとつで、飲みたいもの、食べたいもの、
行きたいところ、したいことを決められるのです。
 
明日ちょっと時間できたから買い物へ行こうか、
という、犬の親子はいません。
 
人間だけが、自分の人生を、自分の心ひとつで決められるのです。
 
そんな心のはたらきのことを、
仏教では「仏性(ぶっしょう)」といいます。
 
この、人間なら誰もがもつ「仏性(仏になれる可能性)」を
育てていくことが大切、と仏教では教えているわけです。
 
その仏性の育て方については、また次回書きたいと思います。
2018-05-01 08:00:00

蜜蜂

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
こんにちは。

今年度もブログ「お坊さんの1分説法」に
目を通していただきまして
誠にありがとうございます。

私は和歌山県の浄土宗の僧侶ですが、
仏教全般にかかわる話をここでは書かせていただいております。

そのスタンスは続けながら、今年度からは
浄土宗の考え方も、排除することなく
紹介していければなと思っています。

なぜかというと、
私が提供できる、最もいいものは、
自分の専門分野であると思うからです。

今年度もよろしくお願いいたします。


2018-04-03 14:59:58

年度末

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
 
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
桜の季節、そして年度末ですね。
 
先々週、自分自身のことを
改めて振り返る機会をつくるのはいかがでしょうか
という話を書きましたが、
 
2017年度を振り返って、
今一度、自分自身について考えてみるのも
いいかもしれません。
 
わたしたちは人の欠点はよく目につくと言われます。
あの人はこんな人よなー、という話で
つい盛り上がったりしてしまいがちですが、
 
いざ自分の欠点を言えと言われると、
たぶん、自分が思っているのと
まわりから見たものとはちがっているはずです。
 
反対に、自分では気づいていない
いいところもあるかもしれません。
 
お寺の境内の桜を見ながら、
 
今年度さいごには
こんな詩を紹介します。
 
「知るとのみ
  思いながらに
   何よりも
    知られぬものは
     己なりけり」

2018-03-27 07:00:00

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