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バカとアホ

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
関西人のノリの良さというのは
テレビでもよく取り上げられるほどですが、
 
「アホ」という言葉も、
関西では、「おもしろい」という最上のほめ言葉の一つとして、
喜ばれるフレーズになっているようです。
 
私は、大学時代の恩師の先生からこう教えられました。
「バカにはなるな、アホになれ。」
 
東京にかぶれず関西でおもしろおかしく生きろ、
ということだと最初は思っていましたが、
 
実は意味があって、
 
「バカ」とは「馬鹿」と書きます。
 
中国の故事で有名な話ではありますが、
鹿のことを、相手が馬だと言えば、馬だと言う人。
 
また、偉い人の前では子鹿のように従順で、
弱い人の前では暴れ馬のように偉そうにする、
 
そんな態度を「バカ」というそうです。
 
かえって、「アホ」とは、不器用で一つのことばかりしている
している人のことを言うようですが、
 
インド語の「あいうえお」で、
最初は「あ(a)」、最後は「ほ(hau)」
だそうです。
 
「あ」と一歩出たら「ほ」(最後)までやり抜く人、
のことを「アホ」というと。
 
他から見たら、一見不器用で融通の利かない人、

馬だと答えておけばいいのに鹿だと言ってしまう、
どうしようもない「アホ」な人のように見えますが、
 
実はそんな人が、大きな物事を最後までやり遂げる
立派な人であるのだ、
ということでした。
 
その意味を教えていただいてからは、
なおさら、「アホ」を重んじる関西文化が
すこし誇らしくなりました。
 
2017-11-14 10:09:22

ぼろぼろの袴

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
 
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
今日は、こんな話を紹介します。
 
 
中国の思想家、韓非(かんぴ)という者がおりました。
 
彼の履いていた袴がぼろぼろになってきたので、
彼は妻に、こう頼みます。
「この袴と全く同じものを作ってくれ。」
 
そこから数日、妻は寝る間も惜しんで
韓非の袴を織り、作っていきます。
 
数日後、出来上がった袴を見ると、
なんと、ぼろぼろの、つぎはぎをした袴だったというのです。
 
妻は、「全く同じものを作ってくれ」と言われたので、
新調するのではなく、
ご丁寧にぼろぼろ加減まで再現して袴を作ったのでした。
 
 
という、ちょっとした笑い話ですが、
私たちの日常には、これと同じようなことが多くありますね。
 
「言ったでしょ!」「聞いてない!」
とけんかになることもよくあります。
 
私たちは、ことばでコミュニケーションをはかっているため、
こうなるのは当然といえば当然かもしれません。
 
しかし、本当に大事なのは、やはり心であると思います。
 
 
この韓非夫妻が、この後、けんかになったのか、
「私もきちんと伝えなくてすまなかった。」となったのか
記録がないのでわかりませんが、
 
自分の思ったことが100%相手に伝わるということは難しい
ということを忘れずに、
 
相手の立場に立って物事を考えることで
いらぬトラブルを避けることができるのではないでしょうか。
2017-11-07 07:37:00

キンスカの木

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
今日26日は、お彼岸の最後の日になります。
 
先週まで「布施」について書きましたが、
今日は、六波羅密のさいご、「智慧」について書いてみたいと思います。
 
「智慧」とは、
「正しいものの見方をする」ということですが、
 
このような話があります。
 
ある国に、4人の王子がいました。
王子たちは、時々集まってはいつも
見たことがない、キンスカの木の話をしていました。
 
あるとき、王子たちは、
国王に、キンスカの木を見せてくれと頼むと、
では家来の者に、キンスカの木をよく知る者がいるから
案内してもらいなさい、と言いました。
 
王子たちは、キンスカの木を知る家来に
キンスカの木を見に連れて行ってくれ、と頼みましたが、
その者はこう言いました。
 
「木がある場所まで大変遠く、
馬車に1人しか乗せることができません。
 
また、私はとても忙しく、
手が空いた時にしか案内できません。」
 
そうはいっても、キンスカの木を見るには彼に頼むしかないので、
時間はかかるが1人ずつ見に行こうという話になりました。
 
そして、案内人に時間ができたというので、
まずは、長男の王子が、案内してもらうことになりました。
 
長男が、キンスカの木にたどり着くと、
キンスカの木は、芽がたくさん生えてたくましい装いでした。
ほお、これがキンスカの木か、と感動し、帰りました。
 
そしてそれからしばらく経ち、
案内人に時間ができたというので、
次男の王子がキンスカの木を見に行きました。
すると、キンスカの木は、青々と葉が茂っていました。
ほお、立派な生命力あふれる木だな、と感じて帰りました。
 
そしてしばらく経ち、今度は三男の王子がキンスカの木を見ました。
すると、キンスカの木は、あふれんばかりの花を咲かせていました。
きれいな、みごとな木だなと感じ、帰ってきました。
 
またしばらく経ち、最後に四男の王子が、キンスカの木を見ました。
キンスカの木は、たくさんの実をつけていました。
やっと見れたこれがキンスカの木なんだと思い、帰ってきました。
 
さて、しばらくしてまた4人の王子が集まる機会がありました。
例のごとく、キンスカの木の話になると、
みんな見ていますから、
「あの、青々と茂った木がキンスカの木だな」と言うと、
「いやいや、きれいな花をいっぱい咲かせているのがキンスカの木だ」
「おまえたちは何を言っているんだ、大きな芽がたくさんあるのが
キンスカの木じゃないか」
と、まったく意見が合いません。
 
困った王子たちは、王さまに
いったいどれが本当のキンスカの木なんですか、
と聞くと、王さまはこう言いました。
 
おまえたちはばかだなあ、
目の前の木を見るだけでなくて
案内人に、この木は、前はどうであって、この後はどうなるのか
という話を聞いたか。
自分の目の前の様子だけを見て、
その木を全部わかったつもりでいる。
ちゃんと、総合的に考えないとだめだ。
 
この王子たちは「正しいものの見方」をできていなかった
ということになりますが、
 
ものごとを総合的に判断することができる、
のが「智慧」です。
 
たとえば我々も、人をすぐに見かけで判断してしまいます。
 
また、ある人の「一部分」だけを見てすぐに
「あの人はああいう人だから」と決めつけ、
ひどい場合は差別視してしまいます。
 
また、一部分だけを見て、
「あんな人とは話してもむだだ、わかり合えるはずもない」
と決めつけてしまいます。
 
ですが、本当にそうでしょうか。
 
あなたが見た、その人の、その部分は、
このキンスカの木のように、
ある「ひとつの顔」にすぎないかもしれません。
 
「智慧」つまり「正しいものの見方」は、
そうではなくて、なにごとも
総合的に判断すること、です。
 
今日、お彼岸1週間の最終日になりますが、
この「智慧」ということを心がけて
過ごされてみてください。
きっと、新しい発見があるのではないかとおもいます。
 
2017-09-26 08:00:00

「させていただく」と「してあげた」

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
 
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
さて、先週「布施」について書きました。
 
布施とは、決してお坊さんに包む金品のことだけでなく、
人に笑顔を向けることだって、
やさしい言葉をかけることだって
立派な布施です、という話は先週も書きましたが、
 
(先週のブログを読まれた方は)
1週間、布施行に励んでみられたでしょうか。
そして、なにか布施をしてみられた時に、
どう感じましたでしょうか。
 
 
実は、布施をする時には大きなポイントが1つあります。
 
今日はそのことについて書かせていただこうと思います。
 
それは、「忘己利他(もうこりた)」ということです。
 
 
字のとおり、己(自分のこと)を忘れ、他人を利する、
ということですが、
わかりやすく言えば、「見返りを求めない」ことです。
 
「私はこんなことをして『あげた』のに、
あの人は何も返してくれない。」
 
そんな風に思ってしまえば、
せっかくの布施が、憎しみを生んでしまうことにも
なりかねません。
 
よく書く例ですが、
たとえば、席をゆずってあげた。
なのに、ゆずられた人は「ありがとう」とも
言ってくれなかった。
お礼ぐらい言えばいいのに。(イラッ)
 
 
これでは、せっかくの布施が
怒りの材料になってしまいます。
 
布施をする時は、見返りは求めてはいけません。
私がゆずった席に、その人が座ってくれるだけでいいのです。
 
それが、布施という行です。
 
 
さて、明日から、彼岸の入りになります。
このことを心がけて、また1週間、
本当の意味での「布施行」に
励んでみていただければ、
こんな幸いなことはありません。
 
この布施行に慣れてきた頃には、きっと
いつもよりも穏やかな心が手に入っていることでしょう。
 
・・・という見返りも、求めてはいけないのですが。
2017-09-19 09:00:00

お布施

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
 
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
 
早いもので(と毎回書いているような気がしますが)
もう来週から「お彼岸」になります。
 
「彼岸」とは、
彼(か)の岸(きし)に到(いた)る、
つまり、「極楽世界に生まれるための、
修行期間」のことだといえます。
 
その修行方法として、お釈迦さまがお示しくださった
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」については、
ここでも何度か書かせていただいておりますように、
 
布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、
精進(しょうじん)、禅定(ぜんしょう)、智慧(ちえ)
 
の6つですが、
なかでも最も大切なのは、1番目の
「布施」だと言われています。
 
ここで注意ですが、
「お布施」というのは
お坊さんに包む金品のことだけをいうのではありません。
 
人に施(ほどこ)しをする、
ということが「布施」です。
 
「無財の七施(むざいのしちせ)」というものも、
いつも紹介させていただきますが、
 
相手に、笑顔ややさしい言葉を向けることだって、
立派な「布施」ですし、
電車で席をゆずる、というのも
立派な「布施」です。
 
ぜひみなさんも、
お彼岸に先がけて、
この1週間、どんな小さなことでもいいので、
いちど毎日ひとつ「布施」
(相手になにかを施すこと)
をやってみてください。
 
そして、布施をしたのち、
ご自身がどうお感じになったかを
覚えておいてください。
 
本当の意味での布施ができていれば、
すがすがしい気持ち、
のようなものが残るはずです。
 
そうでなければ、
布施ができていない、ということになります。
 
ポイントとなる、そのちがいについての解説は、
また来週させていただきます。
2017-09-12 09:00:00

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