長生きの秘訣
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
今日は、仏教とは直接関係ありませんが、
薬局のブログらしく「長生きの秘訣」
についてお話してみようと思います。
平均寿命が50歳前後の江戸時代に
84歳の天寿を全うした儒学者、
貝原益軒(かいばらえきけん)の
「長寿十訓」という長生きの十箇条を紹介します。
貝原益軒の著作は、数百冊とも言われ、
その多くは医療に関するものだったそうです。
彼は小さい頃病気がちで家にこもることが多かった。
なので、丈夫な体になりたくて、
当時の医学書を読み込み、養生した結果、
丈夫な体で長生きすることができたといいます。
現代にも通じるところが多いと思いますので
参考にしてみてください。
「長寿十訓」
・少肉多菜
肉類を減らし、野菜を多くとる
・少塩多酢
塩分を少なめにして、酢を多くとる
・少糖多果
糖分を少なくし、果物を多くとる
・少食多噛
腹八分目にして、よく噛んで食べる
・少煩多眠
わずらわしいことは少なくし、多く眠る
・少怒多笑
怒ることを少なくし、多く笑うようにする
・少言多行
言葉より、まず実行する
・少欲多施
欲望は少なめに、質素な生活を 他の人に施す
・少衣多浴
厚着より薄着
・少車多歩
車に乗るより、多く歩く
2017-05-23 07:27:43
青い色
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
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5月も中旬になり
だいぶ暖かくなってきましたね。
気候はいいですが、GWも終わり、
世間では「五月病」なんていう言葉も聞かれる時期です。
先日も、息子があまり小学校に行きたがらない
という話を聞いたところでした。
我々浄土教の僧侶が、
教育現場でよくお話する内容として、
『阿弥陀経』というお経に登場する
「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」
(しょうしきしょうこう おうしきおうこう
しゃくしきしゃっこう びゃくしきびゃっこう)
という一説があります。
理想の世界である極楽浄土では、
青いものは純粋に青く光り、
黄色いものは黄色く光り、
赤いものは赤く、白いものは白く光っている。
このことは当たり前のようで、
実はこの社会では、そうなっていないことも
多いのではないでしょうか。
たとえば、本当は黄色いのに、上司が赤といえば赤
であったり、
本当のこの子は白いのに、
世の中の風潮に合わせて
青く染まろうとしている。
なんてことが、この世には往々にしてあります。
「常識」、「社会」なんていう言葉に縛られて
思うように生きられないこともあります。
極樂世界には、そんな苦しみはないよ、
ということを説かれているのですから、
きっと、お釈迦さまの時代、
約2500年前のインドでも、
このような風潮があったのでしょう。
それでもこの世の中で生きていくために、
従う方がよいこともあるでしょう。
その時にも、いったい何を常識として
我々は動いてるんだろうか、ということは
時々立ち止まって、考えてみてもいいのかな
と思います。
これまでの慣例でやっていたけど、
実はあまり意味が無かった、なんてことも
いっぱいあったりします。
凝り固まって考えずに、
広い視野でものごとを考えることは、
最も大切なことの1つだと思います。
どうか、その息子さんも、
自分の思う色で輝ける社会であってほしいなあ
と思います。
2017-05-16 12:28:23
1組の夫婦
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
こんにちは。
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今日は、こんな話を紹介します。
あるお店で、カーテン越しに
2組の老夫婦がそれぞれ話をしています。
片方では、
うちの娘の旦那さんは素晴らしい人や、
娘に優しくて、
ご飯は作らなくていいよと言ってくれて
いつも外に食べに連れて行ってくれるし、
朝はゆっくり寝てていいよと言ってくれるし、
いつでも遊びに行っておいでと言ってくれる。
なんていい旦那さんだ。
という会話をしています。
カーテン越しの隣席では、
うちの息子の嫁は大変な人や、
息子にわがままで、
ご飯は作らず家族で外食ばかりしているし、
朝も起きずにゆっくり寝ているし、
いつも外に遊びにばかり行っている。
ほんとに困ったもんだ。
これは、1組の夫婦について話をしているのですが、
どちらの親かによって、見え方が
まったくちがっているようです。
これは極端な笑い話ですが、
このようなことは日常でもよくあることと思います。
立場によって、受け止め方は全然ちがう、
ということはよくあります。
自分にとっては、あたりまえのことでも、
相手にとっては、そうではない。
このような行きちがいが、人間関係を複雑にしている
要因だとおもいます。
なにか意見がちがった時には、
一度、相手の立場にたって考えてみてからでも、
むっとするのは遅くないかもしれませんね。
ご参考にしていただけると幸いです。
2017-05-09 11:59:21
占い
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつも、ブログ「お坊さんの1分説法」
をお読みくださりありがとうございます。
さて、今朝、地震の夢を見ました。
夢占いによると、
私を取り巻く環境が大きく変わる予兆だと言います。
外出先での地震だったので、
職場環境が大きく変わるだろう
とのことでした。
その記事には、
「地震の夢だからと言って、悪い変化とは限りません」
「あなたの向き合い方によって、大変いい、すばらしい転機となるでしょう」
と書いてありました。
両面のことを書いてあるから、占いは必ず当たるのだ、
ということが言いたい訳ではありません。
なにか出来事が起こった時、
その出来事に意味づけをするのは、自分自身です。
同じ出来事でも、
よい方向に捉える人と
悪い方向に捉えてしまう人がいると思いますが、
どっちにしても同じ出来事なのだったら、
できるだけ、いい方向に考えるようにするほうが
いいんじゃないだろうか、ということ。
そもそも、根拠のないことを信じる必要はないのですが、
人間は弱いもので、
たとえば占いなどでは、
悪いことが起こる、といった方が印象に残りやすいそうです。
何か起こった時には、できる限りそれを冷静に受け止めて、
自分なりに、良い方向の意味づけをしていくことが
仏教で言う、「自灯明(じとうみょう)」であり、
生活をしていく上で大切なことであるようにおもいます。
2017-04-18 09:56:20
一水四見
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
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今日は、禅宗のことば「一水四見(いっすいしけん)」
を紹介します。
これは、文字そのままですが、
1つの水にも(立場によって)4つの見方がある
ということです。
水は、我々人間にとっては、飲み水ですし、
魚にとっては、すみかになります。
また、餓鬼(がき)にとっては、
のどが渇いて飲もうと思っても火にかわる
苦しみの元ですし、
天女にとっては、自分を映す鏡となる。
というふうなことです。
簡単に言うと、
雨が降ったとしても、
農家の方からすると「恵みの雨」かもしれないし、
今日お出かけしようとしている人にとっては
残念な雨かもしれない。
悲しいことがあった人にとっては
涙のように映るかもしれません。
1つの物事をとってみても、
その人の置かれた立場によって
見え方がちがうということです。
人によって感じ方はちがうので、
自分の価値観を押しつけることなく
人付き合いすることも大切であろうと思います。
2017-04-04 08:00:00