おはようございます。
いつもブログ(お坊さんの1分説法)を
お読みいただきありがとうございます。
熊本、九州の地震が今のトピックスですね。
ご関係のみなさま方にお見舞い申し上げます。
地球上を生きる生き物の中で、
「想像」することができるのは人間だけだといいます。
人間はその想像力で、明るい未来を創造し、文明を築いてきました。
一方で、困っている人や苦しんでいる人、悲しんでいる人の気持ちを
「想像」することができるのも、人間に備わった能力です。
今回の災害で被害に遭われた方の気持ちは簡単にわかるものでは
ないだろうと思いますが、
想像することはやはり大切であるようにおもいます。
東日本大震災の時、
京都の大きなお寺で支援物資を集めていたとき、
幼稚園児くらいの子どもが
自分のとても気に入っているブランケットのようなふとんを
お母さんと一緒にもってきたそうです。
そんな小さな子でも、
「寒そうだな」と、おそらくテレビ越しに
寒がっている方の様子をみて
気持ちを想像したのでしょう。
人間だけに備えられた「想像力」
だいじにしたいですね。