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カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
「八正道」の話も折り返し。
半分が終わったところで、
今日はひとやすみにさせていただいて、
ひとつ紹介をさせて頂きたいと思います。
 
みなさん、TEDというグループをご存じでしょうか?
HPでは、世界のあらゆる分野の第一人者の
講演を聞くことができます。(無料で)
 
TEDで、臨済宗のお坊さん
松山大耕(だいこう)さんが
世界に響くプレゼンをされたと評判になっています。
 
よろしければ「TED」、「松山大耕」さんで
WEB検索などしてみてください。
15分弱のプレゼンですので、
お時間のある時にお聞きいただければと思います。
 
日本の宗教について、本当にうまく表現されています。
宗教にかかわる者として、
ぜひ、みなさんに聞いていただきたい内容です。
よろしければどうぞ。
 
2015-11-17 06:15:38

ただしい「行い」

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
こんばんは。
急な法務で更新が遅くなってしまいました。
今日は、八正道の第四、「正業」についてです。

「正業(しょうごう)」とは、
正しい行いをすることです。

仏教徒の「行い」については、
「戒律(かいりつ)」が定められています。

以前かきましたが、
最も基本である戒、「五戒」は、
「不殺生(ふせっしょう)」
「不偸盗(ふちゅうとう)」
「不邪淫(ふじゃいん)」
「不妄語(ふもうご)」
「不飲酒(ふおんじゅ)」
の5つです。

簡単におさらいすると、
「殺すな」
「盗むな」
「浮気するな」
「うそつくな」
「酒飲むな」
となります。

つまり「正業」とは、
(主にこれら5つの)戒を守ることだといえます。

戒については、完全に守ることは困難です。

何も殺してはいけないとなると、
害虫をやっつけることもできなければ、
動物や植物の、命をいただいて(食事して)、生きていくこともできません。

なので、「不殺生」とは、
「無駄な殺生をしないこと」。

また、「不飲酒」とは、
「お酒に飲まれないこと」。
「節度をもったお酒の飲み方をすること」。

このように理解いただければと思います。

前回と同じようになりますが、
やはり「正業」とは、
「自分の行動に責任をもつこと」
だと思います。

どうしてこういうことをしたのか
と聞かれた時に、
自信をもって説明できる行いを普段からすること。

それが「正業」だと考えています。


そして、以前のブログにもかいています通り、

戒とは、よりよい習慣をつくるためのものです。

「よい習慣が、よい人格をつくる」
と言われます。

正業を心がけることが、
よい人格をつくっていくのだとおもっています。

2015-11-10 20:24:04

ただしい「言葉」

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
今朝も、「八正道」の話のつづきです。
 
今日は第三、「正語」について
 
「正語(しょうご)」とは、
正しい言葉を使いなさい、ということです。
 
正語には、以下の4つがあると言われています。
1.不妄語(ふもうご)
2.不綺語(ふきご)
3.不悪口(ふあっく)
4.不両舌(ふりょうぜつ)
 
「不妄語」とは、
「妄語」とはうそのこと。
うそをついてはいけないということです。
 
「不綺語」とは、
心にもないような、お世辞が過ぎることを言ってはいけない。
中身のないことを言ってはいけない。
「口からデタラメ」はだめだということです。
 
「不悪口」とは、
そうです、人の悪口を言ってはいけない、ということ。
ただし、本来は「乱暴な言葉を使ってはいけない」
という意味だそうです。
 
「不両舌」とは、
人と人を仲違いさせることを言ってはいけない。
「二枚舌」ですね。
両方にいい顔をして、
さらに人間関係を悪化させるようなことをしてはいけない。
 
これら、小学校の「道徳」の時間に出てきそうなことですが、
(やはり仏教に共通することですが)
これらは、わかっていても
「実践することが難しい」
ことだといえます。
 
社会で生活していて、
お世辞を使わないといけない時もあるでしょう。
同意を求められ、本当は思っていないのに
そうですね、と言わないといけない時もあるでしょう。
 
しかし、心にもない言葉や二枚舌、そしてうそは、
時に(本当のことがわかった時)、
相手を大変傷つけたり、
その場の人間関係をつぶしてしまうことにも
なりかねません。
できることなら使わない方がいいでしょう。
 
しかしそうもいかない時もある。
なので、私はこの「正語」を
「自分の発する言葉に責任をもつ」
と捉えています。
 
売り言葉に買い言葉ではなく、
できれば、一歩立ち止まってから
(これは「悪口」、乱暴な相手を傷つける言葉にならないだろうか、と)
言葉を発するようにする。
 
また、相手をほめる時には、
本当に認めていることを(探し、)言う。
 
二枚舌のようなことを言わないといけない時は、
それが相手に伝わっても責任のとれることを言う。
 
など、
(先を見据えて)よく考えて、言葉を選び、使うこと。

これができれば、一歩「正語」に近づけるのではないかと思っています。 

2015-11-03 07:42:08

ただしい「思い」

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
「八正道」の話のつづきです。
 
今日は第二、「正思惟」について
 
「正思惟(しょうしゆい)」とは、
正しい思いを持ちなさい、ということです。
 
われわれの心は、自由なようでも、
実は生まれてきてからこれまでの経験、受けてきた教育などによって、
自然と好き嫌いができてしまっています。
自分の感情に支配されてしまっています。
 
そのことを理解して、正しい思いを持つことが大事です。
 
人間の欲望は果てしないので、
その「貪(むさぼ)り」の心から、
過大な欲望や怒りが生じてしまいます。
それらの心を起こさないようにすることです。
 
有名な『七つの習慣』という本の
第一の習慣に「主体的であれ」
という項目があったかと思います。
 
そこには、なにか物事が起きたとき、
例えば見知らぬ人にぶつかられた時、
どう行動を起こすか、
例えば怒鳴り散らすか、
笑顔でそちらは大丈夫ですか?と聞くか、
その起きたことに対する「行動」は自分が決めることができる
といったようなことが書かれていたように記憶しています。
 
怒りにまかせた行動をとるのではなく、
その後お互いにとってよい結果を生む行動をとろうとする。
その心の持ち方は「正思惟」ではないかと思っています。
 
今回もよく使う言葉に言い換えてみますと、
「自己中になるな」ということだと思います。
 
われわれが最ももちやすいといってもよい、
自己中心的な思いをもってはいけないということが
「正思惟」ということだと考えています。
2015-10-27 07:15:45

正しく見る

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
先週から「八正道」の話をはじめています。
 
今日はその第一、「正見」について
 
「正見(しょうけん)」とは、
ものごとを正しく見なさい、偏見なく見なさいということです。
 
フィルターや色眼鏡をかけず、あるがままを見る。
偏見や先入観、好き嫌いの感情なしに見ることをいいます。
 
その際には、われわれが、また世の中が、
常識だ、当然だと思っていることがあっても、
それをうのみにせず、
本当に正しいといえるのか、
立ち止まって考えてみるべきだということもいえます。
 
たとえば戦時中の日本では、
「富国強兵」が教育されたり、
「治安維持法」によって言論の自由がないがゆえに、
戦争で相手国の兵士を殺すことが正しいことだと
考える人も多かったといいます。
 
それが世の中の「常識」であったとしても、
それは正見とはとてもいえません。
 
 
また、すべてのものごとは、無常(移り変わっていること)
だということを理解した上で、ものを見なさい、
ということも「正見」ではよく言われます。
 
たとえば、昨日できなかったことが、今日もできないとは限らないので、
常に新鮮な目で、ものごとを見なければいけません。
 
最後に、「ものごとを偏見なく見なさい」ということを
あらわした言葉はないかと考えてみましたが、
たとえば、「人を見かけで判断しない」
という教えなどは、まさに正見の考え方ではないかと思います。
2015-10-20 08:13:27

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