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心の持ち方

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。

お坊さん、というとみなさんどんなイメージをお持ちでしょうか。

毎日修行されてるんですか?と聞かれることもありますが、想像される瀧行のような修行は、修行僧の間くらいしか、する機会は少ないです。

後は、毎日の読経や作務(さむ/掃除のことです)が修行です、と答える方もいらっしゃいますが、普段はそんなにたいしたことはしていないかもしれません。


さて、先日、心の持ち方について書かれた本を読んだのですが、

自分の感情を自分でコントロールすることが大切

とありました。

なかなか難しいことですが、仏教でもそれは大切なこととされています。

なにか嫌なことがあった時、かっとなって怒るのではなく、

一歩立ち止まって、耐えること。

また、納得いかない状況にある時、投げ出すのではなく、よりよい方向に向かうため努力すること。

これらのことはとても難しいですが、難しい分だけよい行いとされています。

そのようにして、何かできごとが起きた時、何通りもある自分の反応の中から、よりよい物を選ぶことが、仏教でいう「知恵」だとおもいます。



何かが起きたときに主体的に自分の心の持ち方を決めていくこと。

私もまだまだできていませんが、日常の中でできる修行のひとつだとおもいます。
2015-04-21 11:51:05

傾聴(けいちょう)

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
昨日もお坊さんのテレビを見ました。
どうしても極論になりがちなところは
あると思うのですが、
こうやってお寺や仏教が注目されるのは
本当にうれしいことです。
 
さて、先日勉強会で、「傾聴(けいちょう)」
について学びました。
 
傾聴とは、辞書での意味は
「耳を傾けて、熱心に聞くこと」
ですが、
ここで書く「傾聴」は、
「傾聴ボランティア」のことをいいます。
 
傾聴ボランティアとは、
京都ノートルダム女子大学の村田久行教授が
呼称したのが始まりだそうですが、
「(高齢者や病気の方、震災の被災者など)
悩みや寂しさを抱える人の話を真摯に聴くことで
相手の心のケアをする活動」
をさします。
カウンセリングと異なり、
問題解決のためのアドバイスなどは行わない
ことが大事だそうです。
 
「聴く」ことは、それだけで援助になるそうです。
 
絶望した人や、孤独の苦しみを味わっている人の
「誰にもわかってもらえない苦しみ」は、
「誰かにわかってもらえた」となることが
1番の救いになります。
 
人のことを理解するのは本当に難しいと思います。
そのことをわかった上で、
ただ寄り添うことが大切だそうです。
 
傾聴は、ある意味では誰にもできることです。
ですので、機会があればやってみてください。
 
その時のポイントは、
「いったん全部受け入れること」だそうです。
相手が何を言っても否定しないこと。
「そんなこと言っちゃいけないよ」
という気持ちを少しでも持ったら傾聴にはならないので、
とにかくひたすら受け入れましょう
と講師の先生はおっしゃっていました。
 
最後に、「聞く」と「聴く」のちがい
についてはよく聞く話ですが、

実は「聴」という字は、「ゆるす」
とも読みます。

相手のことを「許す」という心の働きを含むのが
「聴く」ということなのだそうですよ。

2015-04-14 08:00:00

カンタンな修行

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。

いつもお読みいただきありがとうございます。

昨晩、お坊さんを特集したテレビがやっていました。
ゴールデンタイムで、
しかも1回ではなくこれからも続くそうで、
何度かお話したことのある方も出演されていて、
びっくりすることだらけでした。

途中、修行僧に密着のコーナーがあり、
修行時代を思い出し、新鮮な気持ちで今朝を迎えています。

さて、前々回の続きの「無財の布施」ということですが、
仏教の一番大切なことの一つだと思っています。

布施(ふせ)とは、お坊さんに金品を差し出すことではないよ、
と書きましたが、布施とは、
自分が持っているもの(物でも労力でも)を人のために役立てること
を言います。
そして、見返りを求めないことが重要です。
よい副産物があるとすれば、
自分の心がすがすがしくなることくらいでしょうか。

何か差し上げることが大事だというと、
差し上げる物やお金がなかったり、
労力だといえば、病気で寝ている時はできない
ということになります。

が、そうではありません。
私は僧侶とともに薬剤師の仕事をしていますが、
病院でベッドサイドに行き、
お薬の説明をしたり相談にのったりします。

そんな時に、笑顔で「ありがとう」
と患者さんに言ってもらいますと、
本当にいい気持ちになります。

熱があったり体が痛いときは仕方がありませんが、
それがましな時は、ほほえみや優しい言葉を
差し上げることができるのです。

そんなお顔やことばに
私たちも教えられたり、慰められたりします。

テレビでは厳しい修行にスポットが当てられていましたが、
普段の生活の中でもできる
笑顔で話す、笑顔であいさつをする、ということが
ある意味では、一番簡単で効果の得やすい修行ではないでしょうか。

2015-04-07 09:50:03

初午

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
お坊さんの1分説法 48
 
こんばんは!
更新が遅くなり申し訳ありません。
今日は、初午(はつうま)でした。
和歌山では、色んな寺社や、地域によっては
ご家庭でも、餅巻きをされたかと思います。
 
私のお寺には観音さまがまつられていますので、
観音さまを拝み、1年間の厄除開運を祈願します。
 


  ―観音さまにお供えした御膳です。


観音さまとは、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)、
世の中の音(われわれの声)を、観てくださる菩薩です。
音を観るというのが粋な表現ですよね。
 
わたしたちも時々使います。
湯かげんをみる、
手料理の味をみる、
これは、心の眼でみる、ということだと思います。
 
世の中は苦しいことが多いですが、
その我々の、苦しい、という声を聞いてくださり、
救いの手をさしのべてくださるのが、観音さまです。
 
火の中にいるような苦しみでも救ってくださる
ということが、『観音経』に書かれています。
 
明日から新年度がはじまります。
みなさんそれぞれ思うところがあるかとおもいます。
観音さまに手を合わせ、その思う心の声を届けてみてください。
きっとその思いを観てくださり、
いい方向に導いてくださるでしょう。
 
南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)
 

先週かいていました無財の布施については、
来週あらためて書きたいとおもいます。
2015-03-31 18:37:21

お彼岸もおわります

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
今日は、お彼岸の最後の日です。
みなさん、お墓参りなどされましたでしょうか。

お彼岸とは、仏道修行を実践する、
キャンペーン期間だと思って頂ければ
わかりやすいかと思います。

普段から、いいことをしてわるいことをやめて
心きよらかに生きていくのは大切ですけれども、
なかなか忙しさに追われてそのようにできないこともあると思います。
お彼岸、という1週間の機会に
改めて自分自身を振り返ってみて、
いいことをしていく、
今日だけでも、今週だけでもいいので、
ついついやってしまうわるいことをやめてみる、
そのようなことがお彼岸の過ごし方かなあ
と思っています。
 
とは言っても、お彼岸は今日までです。
それらしい生活をしたな、という人も、
何もしてこなかったなあ、という人にも、
最後の一日は、仏道実践の基本、「布施(ふせ)」
を心がけて頂ければと思います。
「布施」とは、何度も書いていますが
お坊さんに金品を差し出すことではありません。
自分のもっている、物でも財でも労力でも、
人のために役立てることをいいます。
 
「布施」や「無財の七施(むざいのしちせ/ななせ)」
など、以前にも書きましたので、また読んでいただければと思いますが、
ポイントは、見返りを求めない、ということです。
そのようにさせて頂いて、自分の心をすっきりさせてもらった
と捉えてみることです。
ぜひ、お彼岸最後の一日、少しでもいいので
やってみてください。
 
来週も、「布施」、特に、誰でもできる
無財の布施について書いてみたいと思います。
2015-03-24 07:06:03

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