こんばんは!
更新が遅くなり申し訳ありません。
今日は、初午(はつうま)でした。
和歌山では、色んな寺社や、地域によっては
ご家庭でも、餅巻きをされたかと思います。
私のお寺には観音さまがまつられていますので、
観音さまを拝み、1年間の厄除開運を祈願します。
―観音さまにお供えした御膳です。
観音さまとは、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)、
世の中の音(われわれの声)を、観てくださる菩薩です。
音を観るというのが粋な表現ですよね。
わたしたちも時々使います。
湯かげんをみる、
手料理の味をみる、
これは、心の眼でみる、ということだと思います。
世の中は苦しいことが多いですが、
その我々の、苦しい、という声を聞いてくださり、
救いの手をさしのべてくださるのが、観音さまです。
火の中にいるような苦しみでも救ってくださる
ということが、『観音経』に書かれています。
明日から新年度がはじまります。
みなさんそれぞれ思うところがあるかとおもいます。
観音さまに手を合わせ、その思う心の声を届けてみてください。
きっとその思いを観てくださり、
いい方向に導いてくださるでしょう。
南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)
先週かいていました無財の布施については、
来週あらためて書きたいとおもいます。