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お寺の未来

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。

先日、僧侶の勉強会で、
今後10年間の「寺業計画書」を作成し、
発表する機会がありました。

現在、お寺業界はかなり縮小しており、
このままいけば何十年後かには、
日本の多くのお寺はつぶれてしまうだろう、という
危機感をもった僧侶の集まりでした。

仏教には興味はあるが、お寺や坊主のことは
あまり好きではない、という方が多いのも現状です。

お寺はこれまで、檀家制度に守られ、
ゆったりと構えてきました。
ですが、時代の急激な変化に耐えられず、
多くのお寺が危機を迎えています。

「伝統とは革新の連続である」
というフレーズが私は好きなんですが、
仏教界にも、(教えなど守るべきものは守った上で)
変革が必要な時期を迎えています。

最近、お寺でイベントをやったりしているところが
見られるようになってきましたが、
そんなお寺は間違いなく、
このままではいけないという危機感をもっている
いいお寺だと思います。

その勉強会で、講師の先生が、
「お坊さんは、いい話をされるが、
落としどころを何でも仏教語にもってくる。」
とおっしゃっていました。

色んな話をした後に、
「だから諸行無常(しょぎょうむじょう)なんですよ。」
「これが、空(くう)ということです。」
とまとめるというのです。

本当に大事なのは、
その用語ではなくて、その中身ということになります。
中身をいかに生活にいかしてもらえるか。

今度のセミナーでは、そのことをこころがけて
お話をしたいと思っています。
2014-12-16 08:00:00

こうしん堂でセミナーをさせていただくことになりました。

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
こんにちは。
更新が遅くなり申し訳ありません。

このたび、こうしん堂でセミナーをさせていただくことになりました!

若手僧侶が教える
「 超入門 仏教講座 」
―ストレスのない生き方をめざして―

日程は、1月18日(日)を予定しています。
ご参加いただければうれしく思います。

仏教というと、かたいイメージや古いイメージ、
また、お葬式など、人が亡くなった時に触れるものだ
という感覚をもたれていた方が多いと思います。

そうではなく、もっと気軽な、日々の生活に活かせる教えですよ、
ということを少しでもお伝えしようと、
これまでブログを書かせていただいておりました。

こころが疲弊していると言われる、ストレスの多い現代社会にこそ、
仏教の、なにかほっとする教えが必要であると思っています。

ストレスとうまく付き合っていったり、少しでも肩の荷が下りるような
お話をさせていただきたいと思います。

時間帯など詳細は、追ってお知らせいたします。

2014-12-09 15:01:52

衣だけを・・・

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
今日は一休さんのお話を紹介したいと思います。

京都の商家で大きな法要があり、一休禅師が呼ばれました。

当日、一休禅師は、汚らしい着物を着て、
手足にすすをつけ、その商家に行きました。
そして、玄関から中へ入ろうとしました。

家の主人はなんだと思い、
「見苦しい奴じゃ、さっさと追い出せ」
と家来に命令します。
一休さんはさんざん棒で打たれて、追い返されました。

しばらくして、一休禅師は、金襴の袈裟に身を包み、
堂々と商家の門前に立ちます。
主人は、「どうぞどうぞ」と、
奥へ案内しようとすると、

「いや、私はここで結構です。」と
一休さんは玄関を動こうとしません。
主人が「ここは下々の者が座るところです。さあ、奥へどうぞ。」
と言うと、一休禅師は
「では、この衣だけを連れていってください。
中の私は、ここから追い出されたのですから。」
とおっしゃったといいます。

私たちは、見た目で人を判断してしまいがちだ
ということを、一休さんは教えられたのだと思います。

2014-12-02 09:25:57

手を打てば・・・

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
先日、奈良でお坊さんの研修会がありました。

今日は、ご存じの方も多いかもしれませんが、
興福寺(こうふくじ)の五重の塔のふもとにある
猿沢の池(さるさわのいけ)で歌われたと言われる
歌を紹介したいと思います。

「手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池」

猿沢の池のまわりには旅館がたくさんあったそうですが、
旅行客が猿沢の池のそばの旅館でパンパンと手を打ったなら、
女中(じょちゅう)さん(旅館のお手伝いの人のことです)は、
お客が呼んでいる、注文をしてくれると思い、
大急ぎでやってきて、なんでしょう?と言います。

旅館の屋根にとまっていた鳥は、
鉄砲で撃たれたと思い、逃げてしまいます。

池を泳ぐ鯉は、餌がもらえるのかと思って集まってきます。

手を打つ音には変わりはありませんが、
聞く方の受け止め方はそれぞれちがう、
という話です。

同じ一つのできごとでも、
受け止め方が違えば、喜ぶことも悲しむこともできる。
つまり、私の中で、できごとのとらえ方によって
幸せをつくったり不幸をつくったりしている、
ということです。
受け止め方の中に幸せがあるなら、
幸せになれる心を自ら育てていくことが大事ではないでしょうか。

どんなことでも、広い心で、喜びや感謝の心で、
受け止められるようになりたいものですね。

2014-11-25 08:00:00

頭の悪い弟子

カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。

昨晩、しし座・おうし座の流星群でしたね。
くもり空でしたが、しばらく眺めていると、
ひとつ流れ星を見ることができました。


今日は、お釈迦さまの弟子の中で、
一番頭が悪く、愚かだといわれていた、
シュリハンドクという人の話を紹介します。

彼は自分の名前すら忘れてしまうほど、頭が悪かったと言われています。

他の弟子たちからバカにされていたシュリハンドクは、
自分の愚かさを嘆いて、お釈迦さまの弟子をやめようと思いました。
「お釈迦さま、私はあまりに愚かなので、
もう、さとりを目指すのをやめようと思います。」

すると、お釈迦さまは、
「自分を愚かだと知っている者は愚かではない。
自分を賢いと思い上がっている者が、本当の愚か者である。」
とおっしゃったそうです。

そして、お釈迦さまはこう続けました。
「おまえの一番大好きなことはなんだね?」
シュリハンドクは、
「はい、私はそうじが好きです」と答えました。

「そうか、おまえは多くのことを憶えられないようだから、
その大好きなそうじを一生懸命にやりなさい。」

「はい、それなら、私にもできそうです!」
「そうか、ではがんばるのだよ。」

お釈迦さまにそう言われてうれしくなったハンドクは、
1年、2年、5年、10年、20年と、ひたすらに掃除を続けていきます。

その姿勢に、はじめはバカにしていた他の弟子たちも、
次第に彼に一目を置くようになります。

やがて、お釈迦さまに言われたことを、
ただ黙々と、ひたすらやり続けるその姿に、
ハンドクを心から尊敬するようになりました。

そして、ついにハンドクは、
さとりを得ます。

「お釈迦さまわかりました。掃除をしても、掃除をしても、
後から、後から、ちりがあふれ、あかがついてきます。」

「それで、シュリハンドク、何がわかったのだね?」

「はい、私の心にも、ちりやあかが、後から後から生まれてきますが、
何度も何度も、それを掃き清めていけばいいのだ、ということがわかりました。」

お釈迦さまは、他の弟子たちにこう言いました。

「さとりを開くということは、
なにもたくさん覚えることでは決してない。
たとえわずかなことでも、徹底して行うことが大切なのだ。」


どんなことでも、真剣に一途に続けていれば、
本物になるということだと思います。

2014-11-18 08:00:00

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