お母さんのおにぎりに含まれるビタミンは??
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
こんにちは。
本日も「管理栄養士の食事ノート」をのぞいてくださり、どうもありがとうございます。
質問です。
にんじんにはビタミンAがたくさん含まれています。
いちごや柿にはビタミンCがたくさん含まれています。
お母さん(お父さんやおばあちゃんなど大切な家族)の作ったおにぎりにはどのビタミンが多く含まれているでしょう??
私が中学生の頃、保健体育の授業中に先生がこのような質問をされました。
答えは、ビタミンI(アイ・愛)でした。
そんなビタミンはありませんが、愛とローマ字のI(アイ)をかけたダジャレですね(笑)。
ちなみにビタミン愛はごはんを美味しくする働きもするそうですよ。
話は変わりますが、、、
私は保健センターの栄養士をしていた頃、乳幼児健診での集団栄養指導で栄養のバランスのお話しなどをしてきました。
いろいろな食材に触れさせる機会を作り、赤(身体を作る元となるもの)、黄(エネルギー源)、緑(身体の調子を整えるもの)をバランスよく食べさせましょう・・・
理想はそうなんですけど、レシピの本に載っているようなどんな素敵な離乳食や幼児食を作ったとしても実際に子どもが食べないと意味はありません。
作っている方はとても頑張っているのに、頑張れば頑張るほど食べないっていう話は「あるある」ですよね。
うちの息子もそうです。
その時にビタミン愛を思い出します。
栄養素やバランスにばかりとらわれなくてもいいんだよって、自分に言います。
保健センター時代、子どもの発達を見てくれる専門の先生にこんな話もお聞きしました。
子どもは食べるものだけで大きくなることは出来ない。
両親や祖父母、育ててくれている人からの愛情を感じとることが出来ないと体重が増えないことがある、と。
まさにビタミン愛は成長を助けてくれるんですね。
時には、ごはんを食べないでぐちゃぐちゃしたり、好き嫌いして頑張って作ったごはんを口からでろ~って出してきたり、いやいやで大泣きしたりする息子を見ると、自分の作るごはんが、そして自分が、ダメなのかなと思い泣けてくることもあります。
そんな時はすーっと深呼吸して、子どもは好き嫌いせずにたくさん食べるべきだとか、自分はもっとがんばるべきだとか「~しなければならない」を頭から捨ててしまおうと思います。
栄養バランスばっちりの素敵な献立をつくることはできなくても、子どもが好き嫌いしても、今はとりあえず、一緒にご機嫌でごはんを食べることが大事なのかなと・・・。
そして子どものからだは大人よりもよくわかっていて、必要な時期に必要なものを食べるようになるとも言われますので、子どものからだの力を信じてみようと思っています。
2017-05-22 08:00:00
追い求める姿勢
カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
いつもこうしん堂スタッフブログ ホメオパシースペースClear Skyをお読み頂きありがとうございます。
先日、情熱大陸でエメラルトハンター 川添 微さんのことが放送されていました。
エメラルドハンターってなんだろう???と思って見てみました♪
川添さんは、エメラルドの原石をデザインしてリングなどのアクセサリーを創作されています。
エメラルドに特化しているところ
そして、原石をとことん探していくところ
それを加工するときのインスピレーション
とても興味深い!
エメラルドを仕入れるため、コロンビアを訪れていましたが
治安の良い場所とは言えない土地で、妥協することなく買いつけを行っていました。同じ女性として、とてもかっこよかった!
誰でもできることではありませんね。
私なら、恐怖や不安でコロンビアに踏み入れることもないかもしれません(^^;
このような妥協しないエメラルド原石を追い求める姿が
ホメオパスのレメディを探求するところに重なるものがありました。
インスピレーションだけでなく、しっかりと存在する物質の性質などを把握していくことも要素のひとつに入っていて
ただただ直感だけではない、しかし直感も大切にする選択はより確かな何かを引き寄せていくのではないかと思います。
私のホメオパスとしての選択も本質的にこうでありたいと思います。
2017-05-19 13:12:00
青い色
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
5月も中旬になり
だいぶ暖かくなってきましたね。
気候はいいですが、GWも終わり、
世間では「五月病」なんていう言葉も聞かれる時期です。
先日も、息子があまり小学校に行きたがらない
という話を聞いたところでした。
我々浄土教の僧侶が、
教育現場でよくお話する内容として、
『阿弥陀経』というお経に登場する
「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」
(しょうしきしょうこう おうしきおうこう
しゃくしきしゃっこう びゃくしきびゃっこう)
という一説があります。
理想の世界である極楽浄土では、
青いものは純粋に青く光り、
黄色いものは黄色く光り、
赤いものは赤く、白いものは白く光っている。
このことは当たり前のようで、
実はこの社会では、そうなっていないことも
多いのではないでしょうか。
たとえば、本当は黄色いのに、上司が赤といえば赤
であったり、
本当のこの子は白いのに、
世の中の風潮に合わせて
青く染まろうとしている。
なんてことが、この世には往々にしてあります。
「常識」、「社会」なんていう言葉に縛られて
思うように生きられないこともあります。
極樂世界には、そんな苦しみはないよ、
ということを説かれているのですから、
きっと、お釈迦さまの時代、
約2500年前のインドでも、
このような風潮があったのでしょう。
それでもこの世の中で生きていくために、
従う方がよいこともあるでしょう。
その時にも、いったい何を常識として
我々は動いてるんだろうか、ということは
時々立ち止まって、考えてみてもいいのかな
と思います。
これまでの慣例でやっていたけど、
実はあまり意味が無かった、なんてことも
いっぱいあったりします。
凝り固まって考えずに、
広い視野でものごとを考えることは、
最も大切なことの1つだと思います。
どうか、その息子さんも、
自分の思う色で輝ける社会であってほしいなあ
と思います。
2017-05-16 12:28:23
暦の上では夏がはじまりました。
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読み頂きありがとうございます。
今年もGW:ゴールデンウイークが、終わってしまいましたが
皆様は、どのように過ごされましたか?
私は、ほとんどの時間を家でゆっくりさせて頂きました。
連休中に47歳の誕生日を迎えましたので、家族にお祝いして
頂きました。
また、誕生日の少し前にはお客様からのとても嬉しいご連絡を
複数頂きましたので、本当に良い気持ちでGWに入ることが出来
ました。
連休中は、私自身食事の量が多かったので少し胃腸を休ませて
あげないといけないなと思っています。
皆様も、食べ過ぎが気になるようであればぜひ、
1日ファスティングや半日ファスティングなどを試してみても
良いのではないでしょうか?
それ以外にも、いろいろな方法はあると思いますので、ご自身に
あった胃腸への休養も心がけてみましょう!
少し話は変わるのですが、暦の上では「夏」が始まっています。
「心」の季節ですので、自然界からの邪気は、「熱」「署」に
なってきます。睡眠に影響も大きくなる季節でもあるので
ご注意下さい。
そして、少しジュクジュクしやすいアトピーや皮膚の症状で
お悩みのかたは対策が大切です。
どちらにしても、お悩みがございましたらこうしん堂に
ご相談下さい。
そして、先になりますが、この夏の終わりに来る
「夏の土用」には、土用の丑の日にウナギということに
なっていきます。といってもちょっと早すぎる話ですね!
とにかく、季節は着実にかわっていますので、その季節に
あった養生を心がけて下さい。
どんなに暑い季節でも、過去からの養生法に冷たいものを
たくさん摂るという言葉はありません。
冷たいものは、とても美味しく気持ちの良いものではありますが、
ほどほどを心がけましょう!
私も、ゼロにはできないのですが気をつけていきたいと思います。
ということで本日はここまで
また、水曜日に・・・・
2017-05-10 09:00:00
1組の夫婦
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
こんにちは。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
今日は、こんな話を紹介します。
あるお店で、カーテン越しに
2組の老夫婦がそれぞれ話をしています。
片方では、
うちの娘の旦那さんは素晴らしい人や、
娘に優しくて、
ご飯は作らなくていいよと言ってくれて
いつも外に食べに連れて行ってくれるし、
朝はゆっくり寝てていいよと言ってくれるし、
いつでも遊びに行っておいでと言ってくれる。
なんていい旦那さんだ。
という会話をしています。
カーテン越しの隣席では、
うちの息子の嫁は大変な人や、
息子にわがままで、
ご飯は作らず家族で外食ばかりしているし、
朝も起きずにゆっくり寝ているし、
いつも外に遊びにばかり行っている。
ほんとに困ったもんだ。
これは、1組の夫婦について話をしているのですが、
どちらの親かによって、見え方が
まったくちがっているようです。
これは極端な笑い話ですが、
このようなことは日常でもよくあることと思います。
立場によって、受け止め方は全然ちがう、
ということはよくあります。
自分にとっては、あたりまえのことでも、
相手にとっては、そうではない。
このような行きちがいが、人間関係を複雑にしている
要因だとおもいます。
なにか意見がちがった時には、
一度、相手の立場にたって考えてみてからでも、
むっとするのは遅くないかもしれませんね。
ご参考にしていただけると幸いです。
2017-05-09 11:59:21