最近、産まれた赤ちゃんの訪問に伺うと、
「赤ちゃんがよく泣くのです」という相談を受けます。
そういうお母さんは、だいたい一生懸命泣き止ませようとしています。
泣いたらかわいそうだから、辛そうだから、泣かせたらいけないから、近所に迷惑だからなどの理由です。
お母さんが泣き止まそうとすればするほど、赤ちゃんは泣きやまなかったり、すっきり泣けなくて、泣き止んで寝たのにまたすぐ泣いちゃったりしてしまいます。
そういう時は、どうして赤ちゃんは泣いているのか、理由を観察したり、感じてみたりしてみましょう。
お腹すいてたり、オムツが濡れてたりするならそれをしてあげて、びっくりしたのなら大丈夫と言ってあげたり、緊張してたらマッサージしてあげたり、寒いのならあっためてあげて、暑いなら涼しくしてあげて・・・
これ以外にも、抱っこしてほしいとか、お母さんどこに行ったのとか、あの時のこれが嫌だったとか、お風呂が熱いからいやだとか、
時に、お母さんが頑張りすぎて、張りつめているから、代わりに赤ちゃんが泣いていることもあったり、お母さんが悲しいことや受け入れられないことがあるから、代わりに泣いてくれてることもあります。
泣くのには理由があって、私達も泣くとすっきりするように赤ちゃんも泣くと溜まっていた感情が解放されてとてもすっきりします。
時に赤ちゃんが泣きたい時はそれに付き合ってあげましょう。
でも泣いたのをほったらかしにするのは、赤ちゃんも辛いです。私達も勝手に泣いてなさいと言われると辛いですよね。
そうではなく優しく抱っこして、すっきりするまで泣いていいよというゆったりした気持ちで赤ちゃんが泣くのに任せていると、しばらく泣くとスーッとびっくりするぐらい泣き止みます。
すっきりした~っていう感じになります。
すっきりすると、その後よく寝てくれたり、おっぱいやミルクも良く飲んでくれたり、機嫌も良くなると思います。
まずはお母さんの泣いては行けないという気持ちを解放させて、泣いたらすっきりするんだなあと思って付き合ってあげてくださいね。
そして、お母さんも一緒に泣いてみると、お互いに胸のつかえが取れてすっきりすると思います。
周りの人に話を聞いてもらったり、少し赤ちゃんを預けて気分転換するのも良いと思います。
とにかく一人で抱え過ぎないようにしてみてくださいね。
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