さくら・桜
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつもこうしん堂スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。本日のテーマはさくら・桜です。この写真をまずはご覧ください。
本日のテーマの桜は、私たちに春を知らせてくれます。 そしてその桜も私たちの健康にとても大切な働きをしてくれるのです。 漢方では、さくらは、樹皮を使用します。これを「桜皮:おうひ」といいます。
咳や痰によいとされています。 そして熱をさまして解毒するとも書かれています。漢方処方では、十味敗毒湯という処方に配合されています。
十味敗毒湯は、和歌山にある「こうしん堂」としては絶対に触れておきたい華岡青州が残した書に記載されています。もちろん世界で初めて麻酔による手術をしたことで有名ですが、
このように現在に残る処方も残されています。
現在、ニキビやじんましんなど様々な疾患で効果を発揮している処方です。
それでは、本日はここまでとさせて頂きます。また来週もよろしくお願いします。
2014-04-02 08:39:28
出雲そば
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
先日、島根県に行って来ました。
そこで、出雲そばを食べたので、ご紹介します。
私が行ったお店は
200年以上前の古い民家を改築した雰囲気のある店舗で、
「波積屋(はづみや)」さんというお店でした。
出雲そばはひきぐるみ(甘皮まで一緒に引き込んだ粉)で、
九割、十割そばだそうです。
このお店では、
昔のままの無添加(化学調味料を使わないこと)を
心がけているそうです。
(しょうゆや地伝酒等も。)
割子の五皿をいただきました。
具は、
きのこ、山芋、生卵、大根おろし、舞茸の天ぷら です。
そばつゆを入れて一皿ずつ食べるのですが、
一皿食べ終わった後に、残ったつゆを
次の皿にうつして、だしを足して食べます。
一皿すすむごとに、
どんどんつゆがまろやかになっていきます。
そして最後の舞茸の天ぷらが絶品でした。
普段食べているそばとは全く違いました。
とても美味しかったです!
2014-03-31 08:00:00
レメディのお話 木炭のレメディ カーボ・ベジCarb-v.
カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
エインズワースキットの中から
本日は木炭のレメディ カーボ・ベジCarb-v.をご紹介します(^^)
このレメディは木炭から作られています
木炭の原料に現在使用されているのはブナノキが主流のようです。
木炭は赤熱するまで木を熱し、密閉容器の中に入れていぶして炭化して生成されますが
細々と酸素を使用しながら木炭に変化するその過程にレメディの性質が現れていると言われます
カーボ・ベジは呼吸の問題や消化不良によるガスの蓄積などに良く使われるのですが
新鮮な空気を好み、扇いだ風に当たると気持ちが良くなるという特徴はまさにその過程につながっています
例えば、咳がひどく呼吸が苦しく感じ、顔を扇いだら楽になる、またすごく体力が消耗しているとき
このレメディの症状像に合っていると思われます
もちろん、重症の場合、病院に行くことが大切ですが、到着までの応急処置として使用されると良いと思います。
また、疲労困憊、酸欠状態から
しおれかけた植物へ使用することもあります(以前、ブログで少し紹介しましたが)
いちどお試し下さい(^^)
2014-03-28 08:00:00
お産の話
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
この1週間で赤ちゃんが6人も産まれました。
6人の赤ちゃんは、重なることなく、順番に産まれてきてくれました。
赤ちゃんはいつ産まれてくるんだろうと、産まれるまでは思いますが、産まれてみると本当にちょうど良い時に陣痛が始まって、自分のペースでちょうど良く産まれてくるなあと本当に思います。
特に、自宅出産だと、家族の都合も良く理解しています。
お父さんがちょうど休めそうな時だったり、おばあちゃんの都合も見てたり、上のお兄ちゃんやお姉ちゃんのことも本当に良く考えてくれています。
なので、お腹の赤ちゃんには必要以上にプレッシャーをかけるのではなく、
「ちょうど良い時に産まれてきてね」
というのがお互いに一番しっくりくるように思います。
陣痛がなかなか来ない時は、赤ちゃんとお母さんの状態がずれていることがあるので、色々頭で考えて、不安になったり、焦ったりせず、
ゆっくり深呼吸して、お腹の赤ちゃんに意識を向けてみてください。
そして、ゆっくり、少し低めのゆったりした声で、お腹に響かせるように
「待ってるから産まれておいでね。」
と声をかけてあげて、お互い安心するようにゆっくりお腹をさすってあげると良いですよ。
やはりお産は初めての人はもちろん、何回目でも、緊張するし、心配や、色々考えることも多いです。
でもそういう気持ちがあるから産まれた時の感動もあるものなので、いろんな思いも大切にしましょう。
赤ちゃんにも、お母さんの気持ちを話してあげると良いですよ。
そうして、リラックスしているうちに、お母さんと赤ちゃんの波が一緒になってくると陣痛が始まります。
後はその波に乗っていくだけですね。
続きは次回に書きます。
2014-03-27 09:00:00
風邪・・・・ふうじゃ
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつもこうしん堂スタッフブログをお読み頂きありがとうございますm(_ _)m
もうすぐ、商品情報でもアップさせていただきますが
4月1日より「オーガニックコスメ」の販売を開始させていただきます。
ご期待下さい。
それでは、本日のテーマに入りたいと思います。
前回の予告のとおり、陰と陽についての部分からご説明します。
陰と陽は、互いに対立しながらまた、影響しあっております。
漢方でいう「気・血・水」にも当てはまります。
この「気・血・水」を陰と陽にわけると
「気」は、まさにエネルギーであり、促進的であるので「陽」と考えます。
それに対し「血・水」は、「陰」に分類されますので
「血と水」は「気」と対立していることになります。
これにより、バランスが取れている状態です。
しかし、もともと「血・水」が十分でなかったとしたらどうでしょう?
少し陽の気が、大きくなる状態になったときバランスを崩してしまい
身体の中から良くない邪が発生してしまうのです。
その一つが陽の邪気である「風」です。
症状などは、前回のブログでも紹介したとおりですが、大自然のなかで
見られる、風のイメージに近い症状が現れます。
そして、身体の中から現れる「風」を「内風:ないふう」といいます。
こんな経験しませんか?
急に怒りが大きくなり、頭がふらっとしたり・手が震えてきたり・・・・
これが、「内風」のひとつの症状なのです。
春は、「風」や「怒」ととても関係が深いという「五行説」にも納得です。
さて今週はここまでです。
それでは、また来週もご覧いただければとてもうれしいです・・・・
コスメも楽しみにしておいて下さい。
2014-03-26 08:00:00