本日は1冊の本から・・・
「内臓とこころ」
三木 成夫著
最近、本屋さんで思わず買ってしまった本です
ホメオパシーをするうえで
解剖学や臓器の働き、病気のことなども
勉強していくのですが
三木先生の本を使って行われた授業もありました
使用されたのはとても専門的な本でしたが
ただ臓器や器官の位置や働きをみていくだけではなく
進化の過程から説明されており、興味深い内容です
今回見つけた本はそんな専門的な本ではなく
ある保育園で公演された内容が本になっており
わかりやすく書かれています
内臓感覚
内臓とこころ
こころの形成などの項目で内容は進んでいきますが
とても印象的な言葉
「動物の体内には宇宙リズムがはじめから宿されている」
「30億年まえ、原始の海面に小さな生命のタマができたとき
もうそのなかには、地球を構成するすべての元素がはいっていたという
げんにこの体には鉛も入っているし、砒素も入っているし六価クロムも
入っております。猛毒の元素がきわめて微量入っております。
それはちょうど地球のもちをちぎったようなものですから一つの星・・・
生きた地球の衛星ということになりますね・・・つづく」
宇宙リズムがもっとも純粋な形でやどるところが内臓系ではないかと思う
と書かれており、
内臓とこころの関係がいままでと違う視点で書かれています
ホメオパシーの解剖の授業で
お腹の中で受精卵から成長していく過程が
単細胞から多細胞、そして動物へと進化する過程を経るとあり
そういう意味でも一種の小宇宙を示しているのではないかと
感じています
ぜひ、読んでみて下さい!