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2月のことば
「和顔愛語」
―和やかなお顔で 愛しみのあることばを―
いつもこうしん堂ブログをお読みくださり
ありがとうございます。
火曜日には「お坊さんの1分説法」を公開していますので
ときどき目を通していただけると幸いです。
「和顔愛語(わげんあいご)」
引用されることも多く、
聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
「和顔愛語」とは
お経の『無量寿経(むりょうじゅきょう)』
の中に出てくることばです。
私も就業時代、師僧にかなり早い段階で
教えられたのを覚えております。
書いていますように
「和やかなお顔で 愛(いつく)しみのあることばを」
ということで
社会生活で、もっとも重要なことのひとつだと思っています。
ちなみに、『無量寿経』の中ではこう出てきます。
「和顔愛語 先意承問(せんいじょうもん/ぜんにじょうもん)」
「先意承問」とは
相手の心持ちを先んじて知り、
その思いを満たそうとする気づかいや心配りのこと
で、こちらも同様に社会生活でもっとも大切なことですね。
ほとんどの場合、その「相手」が希望するのは
「しかめっ面」ではなく「笑顔」でしょうし
「冷たいことば」ではなく「思いやりのあることば」でしょうから
「和顔愛語」を意識することが
結果として「先意承問」につながるであろうとおもうので
時間のないときや、ひとことお伝えするときは
「和顔愛語」だけをお伝えするようにしています。
「和顔愛語」。
この春先の澄んだ空気とともに
意識してみていただけると幸いです。