2024年 あけましておめでとうございます。
そして、北陸の地震による被害を受けた方々や
ご関係のみなさまには
心よりお見舞い申し上げます。
今年も こうしん堂ブログ「お坊さんの1分説法」を
よろしくお願い申し上げます。
すきま時間に読んでもらえる すこしばかり心温まる
お話が書けたらと思っておりますので
引き続きよろしくお願いいたします。
1月のことば
「悩みは去年に置いてきた なんだかすべてが新鮮だ」
年越しが終わりました。
連続した日々なのに、やはりなにか一新されたような
気分になります。
節目があることは有難いことで
色んなことに「区切り」をつけるいいきっかけになります。
もし、昨年まで悩んでいることがあったにしても
年を越した節目に、置いてきたつもりになってみましょう。
そして「新たな目で」ものごとをみてみると
きっと色んなことが、新鮮に映るのではないでしょうか。
年を越せたことはおめでたいことで、
この新鮮さを感じられることが
年を越すことができた私たちの特権だと思います。
最後に
この「なんだか すべてが 新鮮だ」ということば。
オリジナルで考えたつもりでしたが
よく読む仏教詩人 坂村真民さんの詩に
感化されていたようでした。
いつか読んだその詩が
心のどこかに残っていたんだと思います。
年を越すことは年をとることでもありますが
その素晴らしさを読んだ詩。
こちらでも紹介させていただき、締めにしたいとおもいます。
年をとることは いいことだ
とってみなければ わからない 世界が開けていく
とくに 今年は 何だかすべてが 新鮮だ
本年もよろしくお願いいたします。