心について
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
今日は、『法句経』(ほっくきょう)というお経の
一節を紹介しようと思います。
『法句経』第三章(心について書かれた章)には、
次のようなことが書かれています。
「心は、捉え難く、軽々とざわめき、
欲するがままにおもむく。
その心をおさめることは善いことである。
心をおさめたならば、安楽をもたらす。」
心は、自分自身の心ですら、
その実態を捉えることが難しく、
思うままに動いてしまうし、
コントロールをするのが難しい
ということを説いています。
われわれは心のおもむくままに行動してしまいがちです。
自動的に反応してしまうこともよくあります。
「売り言葉に買い言葉」というように
とっさに言葉が出てしまい、
後で、まずいことを言った、
などと反省することもよくあることだと思います。
お釈迦さまは、この心というものをおさめれば安楽に近づく、
つまり心を制御する、コントロールすることができれば
さとりに近づく、心安らかに暮らせますよ、
と説法されているのです。
これは言葉では言っても実際に行うのは難しいことですが、
方法としては、
(何か起きた時)すぐに反応するのではなく、一旦停止を心がける
また、一呼吸おいてから言葉を発したり、行動する
といったことがあるのではないかと思います。
自分自身の心をおさめること、大変難しいことかもしれませんが、
時々意識してみると、
さとりに近づけるかもしれませんね。
2017-06-13 07:43:21
祝4周年(^^)/♪
カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
いつもこうしん堂スタッフブログ ホメオパシースペースClear Skyをお読み頂きありがとうございます。
本日は、こうしん堂開局4周年!!!
いつも皆様に支えて頂いているおかげです。
本当にありがとうございますm(__)m
一日ずつを積み重ねてきた感覚が強いので
4年も経ったという実感がない・・・というのが正直なところです
振り返ると
ずっとあの時のままだと思うところもあり
変わったなあと思うところもあり(^^)
こうしん堂のコンセプトである
「おひとりおひとりに合った健康の形をご一緒に」
この気持ちは変わらずに、一緒に進んでいけたらと思っております。
先日のブログでご紹介した本
「青虫は一度溶けて蝶になる」に書かれているのですが
人は成長とともに自分と他を分離して考える癖がついているようです。
でも、実際、すべては分離することができない、ひとつの存在なのだそうです
それを実感することは簡単ではないと思いますが
自分自身の認識する方向が変化すればおのずと・・・
お越し頂くみなさまはもちろん、こうしん堂にかかわる全てのみなさまとこれからもご一緒に歩んでいけるように、自分自身の方向性もしっかりと保っていきたいです。
昨日は、お店のレイアウトをちょっとだけ模様替えしてみました!
本日から、さらに新たな気持ちでスタートです。
今後ともこうしん堂をよろしくお願い申し上げます。
2017-06-09 14:09:00
自分を振り返って思うこと
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
いつもこうしん堂スタッフブログ 助産師のつぶやき日記をお読み頂きありがとうございます。
先日、自分のプロフィールを見直す機会がありました。
プロフィールを書くとか、自己紹介するとか、本当に苦手です。
皆さんはどうですか?
多分、どういうふうに思われるだろうとか、とても気にしすぎてのことだと思うし、周りは自分が思うほど、関心がないものだよと聞きました。
多分そうなんでしょう。
実際私も、人の自己紹介を聞きながら、声とか雰囲気とか、言葉の端々で勝手に相手を判断していること多いです。
ということで、自分がどうしてこの仕事を始めたかとか、自分の経験とかをいろいろ思い出してみました。
そうすると、結構忘れてて、でも大事なきっかけだったこととか思い出されて嬉しかったです。
自分の経験は一番の強みになるという話ですが、上の子を産んだ後、アトピーがとてもひどい時期があって、仕事をするどころではなくて、日々の生活で精一杯の頃がありました。
全てが上手く回っていない頃。
思い出してとても切なくなりましたね。
あの頃、何もちゃんとできない自分を、とても責めていました。
でもそれが一番上手くいかなかった原因だったと思います。
しんどい時や辛い時に、しんどいと言わずずっと我慢して耐えましたが、それが全部アトピーに出てました。
そして何がいけないんだろうと、外に答えを探しに行きましたが、答えは自分の中にありました。
通りすぎて見るとわかるけど、その渦中の時は分からない部分もあると思います。
日々の中でも、とても調子が良くて何でも上手く行く時と、何だかちょっと冴えなくて調子が悪い時がありますよね。 でもそういう時、最近はそれを感じるようにしています。
感じているうちに何だか気づいたら過ぎ去って、乗り越えられてるみたいなことないですか?
時に間違えたり、失敗することもあるけど、そのおかげで気づいたり学ぶこともあるので、自分が選んでいくことが一番ベストなんだと思って、日々過ごしていきたいなあと思ってます。
2017-06-08 10:08:59
一汁一菜
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
本日も「管理栄養士の食事ノート」をのぞいてくださり、どうもありがとうございます。
料理研究家の土井善晴先生が提唱する「一汁一菜の食事」についての記事をインターネットで読みました。
とても良い内容だと思いましたので簡単に紹介したいと思います。
土井先生は「一汁一菜」について昨年出版もされています。
日々の食事は一汁一菜でよいということですが、これは健康でいるために受け継がれてきた伝統的な和食の型です。
和食と言えば「一汁三菜」を多くの人が思い浮かべると思います。
一日に30品目摂ることを目指したり、主菜、副菜などおかずを充実させるのが理想と考えて毎日頭を悩ませる人はたくさんいると思います。
有名な話でもありますが、そもそも一日30品目や一汁三菜という考え方は、戦後アメリカから輸入された栄養学に基づくもので、和食の伝統的スタイルではありません。
日本人の背が小さいことは栄養が足りていないから、、、などと理由づけされたようです。
そして、グルメブームやSNSの普及によって、他人の「盛った」食卓を目にする機会も多くなりました。
土井先生はそれを「ハレ(特別な日)」と「ケ(日常)」の混同だと言います。
「料理に手をかけること」=「愛情の表れ」と誤解しているケースも少なくありません。
家庭料理は食べると安心できる家族の心のよりどころです。
一汁一菜は決して手抜き料理ではなくて家族の健康を守るために受け継がれてきた伝統です。
そして土井先生は、減塩の敵のように思われがちなお味噌汁についても、
「発酵食品のみそには塩分を排出する働きや、整腸作用や殺菌作用など多くの健康作用がある。具だくさんの味噌汁は心身の健康を維持し、育むために必要な栄養素を十分にとることができる。」と紹介されています。
(みそは極端に安いもの、質の悪い材料のものはおススメ出来ません。)
・・・いかがでしょうか。
私はこの記事を読んで気持ちがすーっと軽くなりました。
私自身、ほぼ毎日お味噌汁と簡単な炒めものや煮物の一汁一菜生活だったからです。
小さい息子がぐずる中で、不器用な私にはステキ料理は出来ませんでした。
料理に手をかけること=愛情 の呪縛は恐ろしいものです。
きっと苦しんでいるのは私だけでは無いと思います。
SNSや雑誌などを見て、自分と比べて落ち込んでしまわれる方、
私と同じように地味なご飯しかできない、と罪悪感を持たれている方、
堂々と家族の健康を守るために一汁一菜生活を始めてみませんか?
決して手抜きではなく、「家族の健康を守るために!」です。
次回は管理栄養士の視点から、一汁一菜の献立のポイントをお話ししたいと思います。
2017-06-05 09:00:15
症状の改善報告をいただいて「乾癬・ニキビ・アトピー・子宝」
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読み頂きありがとうございます。
今月は、ご妊娠報告や皮膚の症状の改善報告が多かったので
少しこのことについて触れたいと思います。
もちろんご妊娠報告は、子宝相談からのものなので言うまでも
ないのですが、とてもうれしい報告であり予定日などを伺うと
さらに感動と感謝のでいっぱいになります
。
皮膚のご相談は、乾癬やアトピーそして、ニキビ
のご相談でした。
皮膚は、漢方の五臓でいえば「肺」になります。季節では
「秋」と関係が深いです。
ちょっと季節感はないのですが、皮膚の症状は季節をとわず
ご相談いただくことが多いのも事実です。
アトピーでお悩みのかたは、これからの季節が特によくないと
感じている方も多くいらっしゃいます。
また、秋口になると乾燥で調子がという方も多く
お肌のトラブルは、季節を問わず多くご相談頂きます。
漢方では、体質などを伺い、舌や舌の苔の、色や形など様々な角度から、
お一人おひとりにあった漢方をおすすめしたり、
その他の商品をご案内しております。
以前にも書きもませて頂いたことですが、
お悩みがございましたら、まずは何かをはじめる行動も大切と
考えています。
漢方やホメオパシーを検討中でしたら
こうしん堂がお役に立てることも多いと考えております。
また、別の方法をご検討でしたらぜひ、一歩踏み出してみては
いかがでしょうか?
もし、このブログをお読み頂いていて、
今後のことでお悩みでしたら、まずは、一度当店にご相談下さい。
ということで、今週はここまで
それではまた水曜日に・・・・
2017-05-31 09:00:00