季節外れの雪
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
今朝から、関東地方は雪が降っています。
11月に降ることはあっても、積もるのは初めてとのこと。
とても珍しいです。
そしてとても寒いです。
少し前に、福島沖で大きめの地震もあって、津波もありました。
大震災を思い出して、しんどくなったり、辛くなった人もいるかもしれません。
私も前はこんなことがあると、その後どうなるのか、異常気象だとかもっと怖いことが起こるんじゃないかとか考えてしんどくなっていましたが、起こることは起こるし、出来れば大変なことになるのは避けたいけど
大きな地球の中で暮らしている中で、ちょっとした地球の不調を整えるために起こってきている出来事を変えることはとても難しいしできないと思います。
地震や気候の変動は、大きな流れの中で起きていて、周期もあって、今は色々動く時で、その影響を受けないわけにはいかないですね。
今年1年は本当に早かったし、予想外のことがたくさん起こる年でした。
まだこれからも予想外のことがいっぱい起きてくると思います。
そういう中で、自分がいかに過ごすかは自分で決められるから、
こういう雪の日も雪を楽しみたいし、これからも色々な事をいろんな視点で見ていきたいと思います。
自分がアトピーがひどくて、それを治さないといけないと思ってた時は、
世の中にあるものが全部毒に見えた時もありました。
そういう見方が私のアトピーをさらに悪化させていたし、とても生きづらくて、世界はグレーでしたね。
そしてその見方は、自分が感じた事ではなく、世間や誰かが言った事からの知識を判断に作っていました。
多くの人が健康になれることをたくさん研究して、たくさん健康法はありますが
自分に合うことは自分にしか分からないものだということを、もっと大切にしていきましょう。
2016-11-24 11:56:00
迷信
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
本当にありがとうございます。
先日、友人に「北枕」について聞かれました。
仏教的に、なんであかんの?
ということだったのですが、
仏教的には、何もわるくありません。
北枕は、お釈迦さまが入滅された時に
北を枕にして(体の右を下にして西を向いて)寝ておられた
ことにはじまります。
顔は極楽浄土の西を向いているし、
北、涼しい方角を頭にする、いいことだらけです。
しかし、お釈迦さまがそうであったために、
人が亡くなると、そのように安置する風習ができました。
特に死を忌み嫌う日本においては、
死人と同じ寝方をすると縁起が悪い、とのことから
北枕は避けられるようになってきました。
(北枕を嫌うのは日本だけだと言われています)
このように、迷信と宗教とは基本的に関係がありませんし、
特に仏教は、「原因と結果がある」というスタンス
に立った教えですから、
「とらわれない」ことを目指し、迷信は否定します。
迷信に左右されると本質を見失う、
というのが仏教の立場です。
アレクサンドロス大王の有名な伝説に、
「ゴルディオスの結び目」という話があります。
アレクサンドロスが、ペルシア領のリュディアに遠征した時、
神殿に戦車がまつってありました。
戦車はかつての国王、ゴルディオスによって
神殿の支柱に固く結びつけてあり、
「この結び目をほどいた者がアジアの王になる」
という言い伝えがあったそうです。
腕に覚えのある多くの者が、我こそはと挑み、
誰にもほどけなかった頑強な結び目でした。
さて、アレクサンドロスはどうしたでしょうか。
伝説の結び目を見事にほどいて、
アジアの王になった…
のではありません。
なんと、アレクサンドロスは、
結び目が固いとみるや、
短剣を取り出して一刀両断に断ち切ってしまったのです。
この時、アレクサンドロスは、
「運命とは、伝説によってもたらされるものではなく、
自らの剣によって切り拓くものである」
と語ったといいます。
私は伝説の力など必要としない、
自らの手によって運命を切り拓くのだと。
その後の彼は、言うまでもなく
中東から西アジアの全域を支配する大王となりました。
色んな教訓が含まれていると思いますが、
過度に迷信にとらわれている人がいれば
この逸話を紹介させてもらっています。
2016-11-22 08:00:00
潜在意識が望んでいること
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
夏頃とても体調が悪い時に、
自分の潜在意識から望んでいることを見てもらうコーチングを受ける機会があって、それから月1回のペースで通うようになりました。
昨日が5回目だったのですが、自分の今の状態が何パーセントか見てもらうと、調子が悪かった初めは40%台だったのが、少しずつ上がって、70%まできました。
毎回一つずつテーマがあるのですが、
今回は第6チャクラ(眉間の部分)の思い込みの部分でした。
思い込みって、そうだと思い込んでるから、それを変えたいとか、変えられるとか思えない部分なので、自分一人では難しいといつも思います。
例えば自分には能力が本当はあるのに、「ない」と思い込んでいたら、起こってくる出来事や、周りの反応も、能力がないということを拾って判断してしまうので、
「やっぱりない」と思ってしまいます。
でもここがもし「ある」と思えたなら、自分が失敗したことでさえ、「次はこうしてみよう」と新しい能力を見つけられるでしょう。
私は以前、自分はダメだと思っているところがあったので、失敗することがとても怖かったです。 でも失敗からしか人は学べないと教えてもらって、その時々で自分ができることは何だろうと考えられるようになったので、以前ほど怖くなくなりました。
もちろん失敗ない方がいいですけど(笑)
自分の潜在意識は、気づいて欲しいことは常々メッセージを送ってくれています。
自分がよく気になることは、潜在意識からのメッセージなので、ぜひ受け取って、日常に役立てていきたいですね。
2016-11-17 09:40:00
冷え症~テレビの力はすごいものです~
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつもこうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読み頂きありがとうございます。
先週、ブログをお休みしましたので、遅くなりましたが、
11月6日 薬日本堂漢方スクール大阪校
「はじめての漢方入門①②」 そして 「舌診」セミナーにご参加
下さった皆様 お疲れ様でした。短い時間ですが、
これからの皆様の漢方ライフにお役にたてればとてもうれしく思います。
ということで、今週のブログ始めさせていただきます。
先日より、「ヒハツ」置いてますかというお電話を頂きます。
お客さまに確認させて頂きますと、テレビでやっていたとのことです。
あいにく、当店では扱っていないことをお伝えしております。
やはり、テレビの影響は大きいようですね。今回もそれを
再確認しました。
ということで、本日は冷えについて少し相談を受けることが
多くなってきましたので、書き込ませて頂きます。
冷え症といっても様々です。本当に実際冷えているかたもいれば
間隔として冷えを強く感じておられる方など様ざまです。
漢方では、
「陽虚」といって、根本的な体を温める力が弱まり、冷えになってしまったり。
「水滞」といって、水分代謝が悪くなることで冷えてしまうこともあります。
さらに、
「お血」といって、血液の停滞による冷え
「血虚」といって、漢方的でいう「血:けつ」の力不足などによるものもあります。
さらにさらに
「気滞」といって、気の巡りの悪さからくる冷えもあるのです。
「気虚」といって、かんたんに言うと、元気が足りない状態です。
ざっと書かせて頂いてもたくさんの原因が出てきます。
いつも、お伝えすることですが、もちろん原因が一つと言うわけでは
ないので、いくつかの原因が重なっていることの方が多いです。
ですので、漢方では冷えのご相談は決して少なくないのですが、
簡単な話ではありません。
温めればいいと言うわけでもないのです。
冷えは、気血水の流れにさらに影響して、滞りをうみ、さらに滞りを
よんでしまうこともあります。
冷えについて、お悩みでしたらぜひ、一度専門の漢方薬局等を
訪問されご相談されることをお勧めします。
冷えは体質として見逃さないことです。冷えは漢方ではひとつの「症状」
と考えていただき、お身体からのサインであると考えて下さい。
いわゆる未病を治し、病気にならないように心がけたいものです。
それでは、今週はここまで
また水曜日に・・・・
2016-11-16 09:00:00
思考に気をつけなさい
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
こんにちは。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
本当にありがとうございます。
友人と話していると時々、
「お坊さん的ないい話を聞かせて」
と言われることがあるのですが、
その頻度と同じくらい、
「こんな名言聞いたんやけど、仏教でも一緒なん?」
と聞かれることがあります。
ことばの力とはやはり大きいのでしょう。
格言、名言には、宗教的、仏教的なものが多いように感じられるのも、
真理をついたことばだからこそなのでしょう。
ここで大事だと思うのが、仏教とは、実践の教えであるということです。
以前、毒矢のたとえのはなしを紹介させていただきました。
毒矢に撃たれたら、
なぜ、誰が、どうやって、私を撃ったのか
考えるより前に、
毒矢を抜いて治療するのが先でしょう。
この世で、多くの苦しみを抱えた私たちは、
苦しみの原因を考えることより、
その苦しみから逃れるのが先決といえるでしょう。
そのために、仏教では、
(お念仏や禅など)実践を勧めるのです。
世の中には様々な、格言、名言がありますが、
それらを聞いて仏教的な響きがするのは、
まさに「毒矢を抜いて治療する」一つの方法を
示してくれているからではないでしょうか。
今回、友人が気に入っていた
有名ですが、マザーテレサのことばを、最後に紹介します。
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
2016-11-15 13:36:29