豊かさとは
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
豊かさとは何だろうと考えたら、だいたい「お金」につながっていく方が多いと思います。
でも「お金」に関してはとてもたくさんの思い込みがあります。
それも子供の時からずっと少しずつ積み重ねているので、大人には根強いようです。
多くの人が「お金がない」「足りない」「無駄遣いしてはいけない」などの思いを持っていて、
また自分が受け取ることへも、「自分には受け取る価値がない」とか「頑張って働かないとお金をもらえない」というような思いがあるようです。
そういう私もそういう想いをずっと持っていました。
働いていない頃は特にその気持ちが強くて、1万円札を使うことがとても怖かったです。
心屋仁之助さんのブログで「さびれた神社に1万円のお賽銭をする」というミッションが書かれていて、やってみたら臨時収入があったとか、とてもすっきりして気持ちが軽くなったとか、自分のお金への思い込みに気づけたとかたくさん紹介されていました。
それを見た時、やってみたいと思ったものの、今日やる?いや1万円あったらアレできるしこれ買えるしとか、今日はお金ないし、まだ月始めだしとか、ありとあらゆる理由を見つけて、昨年はずっと先延ばしにしていました。
年が明けて、初詣も過ぎた頃、やっぱりやろうと勇気を振り絞って(笑)やってみたのです。
やる時から、誰かに見られてないかなとか、落ち着かない感じでやったのですが、その時はしばらく大きな変化がないなあと思ってました。
そしてしばらくしたら、なんと今まであんなに1万円札が出ていくのに抵抗や無駄遣いしている罪悪感があったのにそれがなくなって、お札がただの道具に見えるようになりました。
そして、今までより気楽に受け取れて、気楽に使えるようになっていることに気付いたのです。
きっと人によって体験が違うと思いますが、お金って本当は便利な道具で、上手く使って循環させていくのが良いんだなあと思うようになりました。
そして自分の価値も以前より認められるようになったし、自分が豊かだと思えるようになったので、お金以外の身近な豊かさ、例えば人とのつながりや、自然の恵みなどにも気づけるようになりました。
今日も「一生お金に困らない生き方」という心屋さんの本を買ってみました。読むのが楽しみです。決してお金が儲かるとか、たまるとかいう内容ではないようですが、こういう見方も楽しいかなと思うことがたくさん書かれていると思います。
お金のことだけではなくて、生き方にもつながる内容だそうです。
2015-04-09 09:00:00
カンタンな修行
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつもお読みいただきありがとうございます。
昨晩、お坊さんを特集したテレビがやっていました。
ゴールデンタイムで、
しかも1回ではなくこれからも続くそうで、
何度かお話したことのある方も出演されていて、
びっくりすることだらけでした。
途中、修行僧に密着のコーナーがあり、
修行時代を思い出し、新鮮な気持ちで今朝を迎えています。
さて、前々回の続きの「無財の布施」ということですが、
仏教の一番大切なことの一つだと思っています。
布施(ふせ)とは、お坊さんに金品を差し出すことではないよ、
と書きましたが、布施とは、
自分が持っているもの(物でも労力でも)を人のために役立てること
を言います。
そして、見返りを求めないことが重要です。
よい副産物があるとすれば、
自分の心がすがすがしくなることくらいでしょうか。
何か差し上げることが大事だというと、
差し上げる物やお金がなかったり、
労力だといえば、病気で寝ている時はできない
ということになります。
が、そうではありません。
私は僧侶とともに薬剤師の仕事をしていますが、
病院でベッドサイドに行き、
お薬の説明をしたり相談にのったりします。
そんな時に、笑顔で「ありがとう」
と患者さんに言ってもらいますと、
本当にいい気持ちになります。
熱があったり体が痛いときは仕方がありませんが、
それがましな時は、ほほえみや優しい言葉を
差し上げることができるのです。
そんなお顔やことばに
私たちも教えられたり、慰められたりします。
テレビでは厳しい修行にスポットが当てられていましたが、
普段の生活の中でもできる
笑顔で話す、笑顔であいさつをする、ということが
ある意味では、一番簡単で効果の得やすい修行ではないでしょうか。
2015-04-07 09:50:03
ひじきの話
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
こんにちは。
今日はひじきについて書きたいと思います。
先週は金針菜のお味噌汁について書きました。
金針菜の栄養分を余すところなく使いたいから戻し汁も使用しました。
金針菜だけではなく、干し椎茸など乾物の戻し汁は栄養的なことだけでなく、よいお出汁が出て使うことがあります。
その中で少しだけ注意してほしい食材があります。
それがひじきです。
数か月前にでた記事なのでもうご存知のかたもいらっしゃるかと思いますが簡単に紹介させていただきます。
ひじき(乾燥)にはヒ素(無機ヒ素)が他の食品に比べ比較的多く含まれています。
ヒ素と言えば、森永ヒ素ミルク事件や和歌山カレー毒物混入事件なども事件もありました。
無機ヒ素を多く含む井戸水を摂っている地域(日本ではありません)では、肺がんなどの発生率が高くなっているという報告もあります。
大量に摂取した時には深刻な健康被害がでることは明白ですが、微量の摂取でも健康への悪影響があるのではないかという懸念から研究が進められています(食品安全委員会)。
食品安全委員会は消費者向けのQ&Aで次のように記しています。
「日本において、食品を通じて摂取したヒ素による明らかな健康影響は認められておらず、ヒ素については食品からの摂取の現状に問題があるとは考えていませんが、一部の集団で無機ヒ素の摂取量が多い可能性があることから、特定の食品に偏らず、バランスのよい食生活を心がけることが重要です。」
無機ヒ素は自然界に存在するもので、食品や水等から完全に取り除くことは出来ません。
もちろんひじきに関してもです。
そこでリスクを減らすために有効なのが、ひじきを戻す時に水で戻してから使い、戻した水は使わないことです。
乾燥ひじきの重量の40倍の水を使って20度で30分間戻すことで総ヒ素(有機ヒ素と無機ヒ素の合計量)が50〜60%程度溶出するようです。よく水洗い、水戻し、ゆでこぼしが有効なようです。(農林水産省の調査より)
「なんだ、それならやっている!」と思われた方が多いと思います。
現在はインターネットなどでレシピがたくさん出ているので、中には乾燥ひじきを戻さず使ったり戻し汁も使う調理法もあるようですが、ヒ素の問題を考慮するうえではすすめられないとのことです。
日本人はひじきを食べてきた歴史があり、過敏になる必要はないでしょう。
しかし大きくはないながらもリスクは否定できないということが現在の見解です。
ひじきは鉄分や食物繊維たっぷりでメリットが多い食材です。
今までやっていたようにしっかり戻して水洗いし、毎日大量に摂るなど偏らずにバランスよく食べれば、今までどおり健康づくりの味方になってくれることには変わりないようです。
2015-04-06 08:00:00
人とのつながり
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
桜が満開ですね。桜が咲いているだけで、気持ちがウキウキします。
毎年こうしてこの時期に一斉に咲く自然の摂理が素晴らしいと思います。
色々な気持ちも、一期一会の桜の木の下にいるだけでどんどん癒されますね。
学校や役所関係では、4月1日から新年度が始まることになっています。
気持ちも新たに、新しいスタートを迎える方も多いと思います。
毎日人とかかわる仕事をさせてもらっていて、どんな人も必然で出会っているんだと最近思うようになりました。
新しい年度になって、これからどういう出会いがあるかは分かりませんが、
出会う人がどこかとても懐かしくて、初対面なのにどこかで会ったことないですか?ということがとても多いように思います。
そしてふっと自分がこの世界にいるようないないような、はたまた昨日までのことが夢のような感じがしたり、毎日があっという間に過ぎていくような感覚もあるのですが、皆さんはどうですか?
今働いている助産院にかかわっている人たちも、最近からの人もいますが、一緒にいるとずっと昔からの知り合いのようにも思えます。
そして昔あったことが、本当に昔のことになったようにも思います。
自分たちの脳は時に錯覚を起こすようです。
過去のことを悔やんでいると、ずっとその時にいたままになったり、未来のことを考えていたら、それが起きてしまったような気持ちになって動けなくなったりします。
でも現実は今ここにしかいなくて、過去もあったけど自分が判断した過去があっただけで実際は違う現象のこともあるだろうし、
未来のことも何があるかはみんなわかりません。
お産に携わっていると、いつ産まれるんだろう、どういう風に産まれるんだろうと気をもむこともありますが、毎回産まれるときは本当にベストタイミングで、ちょうどいい感じになるのですごいなあといつも思います。
親子としての出会いも、夫婦としての出会いも本当に必然で選ばれていて、他の人との出会いも決まっていると言えるなあと私は思います。
なので、これからどういう人との出会いがあって、どういうことが起きてくるのかは分からないけれど、ワクワクしますね。
きっと想像を超えた奇跡的な出会いがたくさん起こっていきそうです。
そして色々な人ととのつながりが出来て、それがどんどん広がっていくのが楽しみです。
2015-04-02 09:00:00
ファスティングをおえて・・・・2
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつもこうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」を
ご覧いただきありがとうございます。
さっそくですが、先週に引き続きのファスティングについて
書き込んでいきたいと思います。
先週は、木曜日までを書かせて頂きましたので
今週は、金曜日からの経過を書かせて頂きます。
金曜日は、久しぶりの固形食でとても感動しました。
朝は、五分粥を(黒テンペにお湯を加えて対応)
お昼は、五分がゆと、味噌汁を一緒にとりました。
夜は、普通にお粥と軽くおかずを摂りました。
土曜日は、うどんや豆腐などをとり、あまり胃に負担を
かけないように注意して食事をしました。
玄米粥なども作ってもらい食べました。
お腹がすいたときは、少量のファストザイム(+)を水でかさまし
してのみました。
この日も排便がありましたが、便ににおいがついてました。
日曜日は、ファストザイム(+)を利用しながら、お粥などを
たべました。
かなり軽めにしたのは、当日夜両親を交えて食事をする
予定があったためです。
その後も、食べ過ぎに注意して食事をしています。
私の感想として、
・とてもおなかがスッキリしたこと
・いつも食べすぎていて、それにより体力を大きく使っていたこと
・体重がへったこと?←体重計に乗っていないですが
いつもの仕事用のパンツのウエストがゆるくなりました。
⇒お客様にもやせましたねといわれました。
・有名な藤田先生の著書で、「脳はバカ・腸はかしこい」
がありますが、これを強く感じ思いだしました。
⇒たくさん食べたり、甘いものを食べると脳はうれしくなりますが
腸は消化をするために体力が必要となり、結局良くない
などなどです。
・朝の目覚めがとても良いです。
⇒それと同時に疲れがたまりにくくなりました。
腸内フローもふくめて、乳酸菌生成エキスを取ながら現在も経過を
みていますが、十分満足しています。
とても良い経験をしましたし、
1日ファスティングや
今回のようなすこし長めのファスティング
そして、朝だけ継続してファストザイム(+)にするなど
うまく取り入れて、胃腸を休ましてあげるようにしたいと思います。
先週もご案内させて頂きましたが、
「ファスティングセミナーin和歌山」の開催をご期待下さい。
それでは、今週はここまで
また、来週水曜日に・・・・
再度念のため、今回大活躍したアイテムをご紹介します。
こうしん堂で、販売中です。ぜひご活用下さい。

2015-04-01 09:00:00