先週、自分らしさについて書いてみましたが、子どものこともその子らしさを見ているかどうかということを書いてみます。
自分の周りの人は自分の鏡だということを聞いたことはありますか?
特に家族、夫婦や子どもはより強くそれがでます。
子どもにも自分らしく育ってほしいと思っていても、お母さんやお父さんが自分らしさを認められていないと子どもの本当の姿を見ることが出来ません。
というのも、こういうところがダメだと思っていると、子どもにその姿が色濃く見えてしまうからです。
例えば、「だらだら過ごしちゃダメ、頑張らないといけない」と思ってるとします。
そうすると子供がだらだらしているととても気になって、どうしてやらないのとイライラすることになります。
でも自分がのんびり気持ち良くだらだらも時に自分に許している人は、子どもがだらだらしてても全然気になりません。
また「人に迷惑かけちゃダメ」と思ってると、迷惑かけるようなことすることにとても気になりますが、思ってないと、やったことが迷惑に見えず、お世話になりました、ありがとうっていう感謝になることもあります。
子どもを変えよう、人を変えようとしても全然変えることは出来ませんが、自分が気にしていることは何か見つけて勇気をもって手放したり許したりしてみませんか。
始めはとても抵抗あるし、こうしてしまっていいのかと不安や恐れも湧いてきますが、しばらくするとそれも忘れて、今まであんなに気になっていたことが全然起こらない。
あれダラダラしていた子どもが自分からやってる!とか、迷惑かけてたわが子が笑顔で楽しそうにしてるとか変化がどんどん現れます。
自分に優しく、自分を大切にすると、周りが変わって周りが優しく大切にしてくれます。
そうなると、自分が元気になって楽しくなって、さらに周りが変わるっていうことが起きますね。
子どもは身を持ってお母さんに大変なことを見せているのではなくて、本当はこういうところがお母さんの良いところだよって見せてくれているんだと思います。