私達は普段頭でなんでも考えて、それがすべてだと思って生活している方が多いのではないかと思います。
なぜなら、学校でずっと長い間頭を使うことにたくさんの時間を使って、そして頭でできたことに評価をもらうという生活をしてきて、それが当たり前で
誰も体の声を聴くことを教えてもらわないからです。
でも赤ちゃんや小さい子どものうちは、体の声しか聴いていません。
なんだか気持ち悪いと泣いたり、怒ったり、かといえばあっという間に機嫌よく笑ったり。
小さい頃は普通に出来ていたことをいつの間にかすっかり忘れて、感覚を閉じて大人になっているようです。
妊娠や出産、育児は頭だけではうまくいきません。
思った通りにならないことばかりだからです。
色々なことに、こうでなければいけないとか、周りからどうみられるかとか、これが正しいやり方だからという頭だけを使って考えても、分からないことばかりで
赤ちゃんや子どもはその枠を超えたところから色々やってくれます。
そしてお母さんが忘れていた感覚を思い出させてくれたり、教えてくれたりしています。
なので、一度頭でばかり考えるのではなくて、自分の体の声を聴いてみませんか。
例えば、初めは、今日は頭が重いなとか、胃が疲れてる気がするなとか、肩が凝ってるとか・・・
逆に今日は体が軽いなとか、気分が良いなとか・・・
始めは簡単な普段の自分の分かっている、当たり前の感覚から、慣れてきたらより深いところまで分かるようになっていくでしょう。
そして自分が心地いいとか気持ちいいとか、そういう感覚を大事にしてほしいです。
自分が良い感じだと、その状態が周りに伝わるので、周りも心地よさを味わうことが出来ます。
そしたら、なぜか今日は赤ちゃんの機嫌が良かった、家族の機嫌が良かった、なんだか色々上手くいったみたいになっていきます。
ぜひ頭で色々考えるのではなく、体の声を聴いてみてくださいね。