おはようございます。
昨日は、こうしん堂の1周年でしたね。
おめでとうございます。
ますますのご発展をお祈りしています。
先週末、お坊さんの研修会に行ってきました。
坊さんにも研修会があるのです。。。修行ですね。
今回は、友人の僧侶が講師をしていたのですが、
先週、「極楽の食堂」ということで書かせてもらった
「おもいやり」について話していたので、
すこし紹介しようとおもいます。
その僧侶の友人が、
あるおうちが引っ越しをするので
仏壇にお経を上げに来てほしいと頼まれたそうです。
そのおうちに行き、お経を上げ、
若い夫婦とお話をして、帰ろうとすると、
いつも騒ぎ回っている、その家の幼稚園児ぐらいの女の子が
少しさみしそうに庭にいたそうです。
なにをしているのかよく見ると、
花の種を植えていました。
すこし話をしようと、「どうしたの」
と聞いてみると、
「お花植えてるの」と言ったそうです。
「でも、引っ越しちゃうから、お花咲くところ見れないね」
と言うと、その女の子は、
「うん。でもね、次にこの家に来る人がお花見れるでしょ」
と言ったそうです。
引っ越しをしたら友達とも会えなくなるかもしれない。
そんな自分がさみしい中でも、人のことを思いやることができる。
この女の子の話を聞かせてもらっただけでも
研修会に行った意味があったなあと思っています。