トマトのマリネと陳皮醤油
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
私は毎年5月に、
少し心身ともに疲れが出てしまいます。
よく5月病と言われます。
今年もやはり・・・
気持ちがイライラしたり落ち込んだり疲れたり。
そして胃腸の調子が良くなくなり、
いつもより食欲が落ちます。
食べやすいものを・・・と思い、
トマトの和風マリネを作りました。
きゅうりとトマトと新玉ねぎ。
青じそを入れて爽やかに。
しょうゆと酢、はちみつ、インカインチオイル
で和えました。
しょうゆは、
この時期によい薬膳素材とのことで
「陳皮醤油」を使いました。
ほんのりフルーティな香りがとても合います。
陳皮。
私は、陳皮大さじ1に、
お気に入りのメーカーの醤油を50ml使って、
一晩漬けるとこんな感じです。
一滴ずつ出る容器に入れて使用中。
冷奴にもよく合います。
とても簡単にできるので、
我が家の常備調味料になりそうです。
トマトは、
βーカロテンなどと同じカロテノイドの一種
「リコピン」が多く含まれていることが有名です。
強い抗酸化力のために
がんや脂質異常などに効果があるとされています。
脂溶性のために油と一緒に摂ると吸収されやすいです。
面倒くさがりの私は、
トマトは手軽で大好きな食材の一つです。
生で食べるときは
インカインチオイルなどの質の良い油を少量たらします。
トマトジュースを飲まれる方も
少しインカインチオイルを落とすと
リコピンの吸収率アップが期待できます。
冷え症なので、
トマトは身体を冷やす働きがあるため
生で食べ過ぎないように
火を使った料理も摂るように心がけています。
心身ともにつらい時は、
いつもより少し丁寧に食べるものを気遣い、
無理のない範囲で手をかけて、
自分に優しくするようにに心がけていきたいです。
今週日曜日に
こうしん堂で初めてのセミナーを開催させていただきます。
試食(薬膳素材を使ったスープ)もご用意いたします。
夏に向けて、身体をすっきりとさせる食事をしませんか?
無理しすぎのダイエットや食事改善ではなく、
楽しく続けていけるようにサポートしたいと思っています。
皆様のご参加お待ちしております!
2014-05-12 08:00:00
5月11日のこうしん堂スタッフ
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂スタッフブログをお読み頂きありがとうございますm(_ _)m
本日は、大阪に勉強に向かっています!
本日も学んだ事を明日以降に役立てていきたいと思いまず。
こうしん堂スタッフは、皆様のご期待にそえる様これからも努力していきます!
来週の日曜日は、管理栄養士による
セミナーを予定しております。
試食もご用意しておりますので
イベント情報をご覧いただき、是非ご参加下さい!
それでは明日からの、こうしん堂もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
2014-05-11 09:17:06
六感を感じる
カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
今、読んでいる本を紹介したいと思います
「第六感 ひらめきと直感のチャネルを開く方法」ソニア・ショケット
こんな題名に惹かれてこの本を買ったのは・・・
もう何年も前のことです
直感とかひらめきってあこがれる言葉(^^)
少なくとも私にとっては♪
しかし・・・買ったのに
ちらりと見て、1週間にやるトレーニングが書かれてあって
ぜんぜんやる気がしなくて閉じてしまいました
最近、こんな本あったなあ~と手に取って読んでみると
ほー、なるほどということが書いてありました
直感を感じるには静かな時間をもつことが大切だそうです。
たくさんの音の中で生きているのが普通になっていて
毎日テレビがかかっていたり
静かになると逆に不安だったりします
静かになることで、直感に耳を澄ますことができるのだそうです
耳を澄まして身体の声を聞くということに通じる内容ですね~
現在の生活では、いろいろな音が多すぎて、人はゆっくりと身体や心の声を聞こうとしていないのかもしれないなあと思います
最近、ヨガや瞑想が世の中に広まりつつありますが
静かなひと時を持つにはヨガや瞑想はとてもよい時間ではないかと感じます。
みなさんも、直感やひらめきを手に入れるために
ほんの少しの静けさを習慣にしてみませんか?
寝る前の5分、自分のための時間にしてみましょう♪
2014-05-09 08:30:00
感情の話
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
妊娠中、産後はホルモンの影響で、気分の浮き沈みがとても激しい時です。
昨日はは嬉しい楽しいでいっぱいだったのに、今日は気分が沈んで、イライラするという風に。
今までは気にならなかったことが無性に気になったり、イライラして怒っちゃったり。
それは妊娠中、産後はとても敏感になっているときだからです。
命を宿して、命をはぐくんで、命を育てていくという本能的に守らないとという気持ちも働くからだと思います。
また今までは蓋をして、見ないようにしていたことも、そこにあるものが明るみに出てきて、辛い気持ちを感じる人もいるかもしれません。
でもそれは決して悪いことではなくて、赤ちゃんを産んで育てていく中で、なかったことにしたり、見なかったことにして、表面元気に明るく頑張るだけではなくて、
本当は、こう思っている。
本当は、こういうことを感じている。
本当はこうしたい、こうしてほしい。
というのをしっかり感じて、素直に伝えられると良いですね。
辛かったり、さみしかったりする気持ちを、イライラや、怒りで出すだけではなくて、
本当は辛いよ、さみしいよと伝えるとか。
始めは勇気がいったり、どうせ無理だと思ったとしても、
意外と出してみると、相手もそう思ってたり、たいしたことじゃなかったり、うまく行ったりするようです。
その機会を、妊娠中や産後はたくさんもらえるのではないかと思います。
怒りという感情は、なくすことは出来ないですが、
上手く使いこなす方法として一つ、怒りを原動力にするというものがあります。
怒りを自分に向けたり、相手に向けたりして傷つける方向に使うのではなく
それをばねに何かをやってみるということです。
また怒りという感情がダメだと思って、自分の中に押し込める人もいますが、
それだと自分の調子が悪くなったり、溜まって一気に関係ない人に向けてしまうことがあります。
そうするのではなく、怒りを感じた自分もOKで、その怒りをうまく力に使ってみましょう。今まで進まなかったことが一気に進むぐらいの原動力になってびっくりすると思います。
色んな感情がでますが、それもOKで、そういう自分も大切にしてあげると、とても満たされるので、楽しいことや嬉しいこと、心地良いことが増えていくと思います。
2014-05-08 09:00:00
季節の養生「湿気」
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつもこうしん堂スタッフブログをお読み頂き、本当にありがとうございます。
昨日より、新カテゴリーのブログも始まりましたので是非こちらもご覧ください。
また昨日、薬日本堂さんの漢方スクールでセミナーをさせて頂きました。
ご参加くださいました方本当にありがとうございました。
これからの漢方ライフにお役にたてばと思います。
さて今回のテーマは、湿気についてお話したいと思います。
これからの季節、湿度が高くなるととても疲れたり体調を崩すかたも
多くなります。
漢方的にこれは体質として、もともと湿をためている人や消化機能が
強くない方などにみられるといわれています。
漢方では、私たちの消化機能を表す「五臓」を「脾」と読んでいます。
この脾は、季節の変わり目に注意と書かれていますが
とても湿度に弱いとされています。
ですので、体質として湿がたまっていたり、消化機能が弱いと
これからの季節にみられる、自然界からの影響をうけやすいのです。
水分をやたらと摂りすぎたりすると、胃がポチャポチャする時があります。
消化機能を意味する脾の機能によくないので避けることをおすすめします。
すこし熱くなると、一度にたくさんの水分を取りたくなります。
しかし、皆様もご存知のように水分はこまめに摂ることを心がけ
必要以上の食事中の水分を避けることをおすすめします。
もちろん全ての人に当てはまるわけではないですが、少し意識してみてください。
このような時に、おすすめ出来る薬膳素材は
「みかんの皮」です。消化機能を助けて、余分な水分を散らしてくれると
言われています。漢方では「陳皮:ちんぴ」といって多くの処方に
使われています。薬膳素材として料理や薬膳茶にブレンドすると
とても摂りやすいと思います。ぜひお試しください。
こうしん堂でも、販売しておりますが人気の薬膳素材です。
それでは本日は、ここまでです。また来週水曜日に・・・・
2014-05-07 08:00:00