いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、
どうもありがとうございます。
今年もまた、「甘酒」について書きたいと思います。
最近、夏の疲れが出てきました。
少し体をいたわったほうが良いと感じるときは、
食事をおかゆにしたり、甘酒を作って飲みます。
毎年作り方を書かせてもらっていますが、
今年も参考になればと、書かせてもらいます。
用意するものは、
米麴 100g
お湯 200~250ml
温度計、お鍋、保温できるポットです。
お鍋に水を入れて火にかけ、65度くらいまで温めます。
米麴を入れてかき混ぜ、再び65度くらいまで温度を上げます。
(70度以上にならないように注意してください!
麹菌が働かなくなります。)
保温できるポットに入れて8時間ほど置きます。
その後、開けてみると甘酒ができています。
私は米麴は玄米麹を使います。
精製した米より玄米が良い方、
米麴の甘酒が甘すぎると感じる方は
玄米麹がおススメです!
味もコクがあり、栄養価から見ても少し高くなります。
最近はスーパーや食品を扱うお店でも
いろいろな種類の米麹のみで作った
美味しい甘酒が売られていますが、
原材料が良いものは少し値段がお高いので、
甘酒生活を続けるつもりの方は手作りが断然おススメです。
必須アミノ酸、ビタミンB群、オリゴ糖などが含まれており、
夏バテ防止に江戸時代では「夏の季語」になるくらいの
定番ドリンクだったと言われています。
繰り返し作っていると、
今回の出来は良かったとか悪かったとか、
いろいろ思うこともあり愛着が出てきて
楽しんで続けられると思います。
沢山作っておけば、砂糖の代わりにも使えます。
コーヒーなどにも入れられます。
もし失敗してしまった時は、
お味噌汁に入れると和汁のようになって美味しいですよ。
夏の疲れが出やすいこの時期、
甘酒作りにチャレンジしてみませんか??