アトピーや喘息 : 秋の養生
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読みいただきありがとうございます。
本日は、先週より予定しておりました。「アトピー・喘息」
について書かせて頂きます。
その前に先日、薬日本堂さんの「漢方入門セミナー」で
ご質問頂きました件について、ブログでお答えするお約束を
しておりましたので、まずはそこからいきたいと思います。
ご質問頂きましたのは、「わさび」と「からし」の薬膳的捕え方
でした。
まずは「わさび」ですが、胃腸の冷えの予防や食欲増進
殺菌などの効果が期待されています。
「解魚毒」とも書かれていますので、刺身やお寿司などに
使用されるのは、古くからの知恵ともいえます。
そして「からし」ですが、こちらも殺菌効果や食欲増進の
効果などがあるとされています。
セミナーにご参加頂きました皆様にご納得頂けるお答えに
なりましたでしょうか?お役に立てれば幸いです。
それでは、本題の「アトピー」について少しお話させて
頂きます。
「秋」は、五臓では「肺」になります。
肺は、外気にふれるところですので、呼吸器や皮膚と
考えるとよいと思います。
ですので、この季節は皮膚の症状に大きな影響を
与える可能性があると考えられております。
実際、秋は「アトピー」や「喘息」の症状に変化が多く
ご相談いただくケースも多いです。
ですので、もともと「アトピー」や「喘息」を患って
おられる方はとても注意が必要です。
そのためにも実は夏の養生が秋の健康にとても
大切ではあるのですが・・・・
とにかく、「アトピー」や「喘息」のかたは注意が必要
ということです。
そして、「秋」の「五悪」といって、注意が必要な自然の
邪気は、「燥」になりますので、これからの乾燥に十分
注意してください。
来週は、この肺と関係の深い「五臓」にふれながら
対策や、養生についてお話できればと思います。
少し短めですが、本日はここまでにさせて頂きます。
では、また来週水曜日に・・・・
2014-09-03 08:00:53
無財の七施
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
早いものでもう9月ですね。
今日は先週に引き続き、お彼岸のはなしを書きたいとおもいます。
先週、お彼岸とは、到彼岸(とうひがん)のことだとかきました。
到彼岸とは、さとりの世界に渡ること。
その到彼岸するための方法として、六波羅密(ろくはらみつ)を紹介しました。
六波羅密とは、
布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、
精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)
の6つですが、
今日はその第一、布施について書きます。
布施というと、坊主が布施の話ばっかりしやがって、
と、お金を出すことだけだと勘違いされやすいのですが、
そうではなく、ボランティアなど、
人のために時間や労力を使うことも布施です。
今日は物や金品がなくてもできる布施が
「無財の七施(むざいのしちせ)」
としてお経に説かれているので紹介します。
一つ目が「眼施(げんせ)」
優しいまなざしで人を見ること。
二つ目が「和顔悦色施(わげんえつじきせ)」
優しく喜んだ顔で人に対すること。
三つ目が「言辞施(ごんじせ)」
思いやりの言葉を施すこと。
四つ目が「身施(しんせ)」
労力の提供をすること。重い荷物を持ってあげるなど。
五つ目が「心施(しんせ)」
細かな心づかいをすること。
六つ目が「床座施(しょうざせ)」
疲れている人に寝床や座席を施すこと。席を譲るなど。
七つ目が「房舎施(ぼうしゃせ)」
宿舎や雨宿りの場を提供すること。
これらは、「してあげる」のではなく喜んですることがポイントです。
今週もまた講義のようになってしまいました。
来週は、この「無財の七施」にまつわるお話を紹介しようとおもいます。
2014-09-02 09:00:00
冷え
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
最近毎朝寒いですね。
皆様体調など崩されていないでしょうか?
話は変わり、私事ですが、、、私は胆嚢がありません。
10年前に病気をして摘出しました。
胆石などで手術して胆嚢の無い方はたくさんおられます。
太る方、やせる方色々だそうです。
私の場合は、身体に無理が効かなくなったことと、冷えが気になります。
あるべきところにあるべきものが無いので・・・熱がその分足りません。
夏なのに(冷夏ですが)、冷房を使いすぎているわけでは無いのに、冷えます。
そこで日ごろ行っている私の冷え対策の一部をご紹介します。
食事面では、冷たい飲み物は極力飲まないことと(熱中症予防の時は別です)、身体を温める食べ物を意識してとることです。
手軽に使える、乾燥しょうがの粉をよく使います。
飲み物やお味噌汁・スープに入れています。
豚のしょうが焼きなどのしょうがを使用する料理にも、普通のしょうがにプラスして使っています。
お味噌汁に入れると少ししょうが風味になりますが、家族にはほどんどばれません。
お味噌汁の味に深みがでて風味良くなるように感じます。
生のしょうがにはジンゲロールという成分が多く含まれており、強い殺菌力や発汗作用があり風邪に効果的です。
それに対して乾燥させたしょうがはショウガオールと呼ばれる成分がたくさん含まれています。
ショウガオールは血流を高め、身体の深部の熱を作り出してくれて冷えにはお役立ち食材です。
冷えで気になる方には乾燥しょうがをおすすめします!
そして体の外からは温灸です。
おなかと三陰交と言われる足のつぼに。
ぽかぽか気持ち良いので心も温まり癒されますよ(^^)
どちらも冷えが気になった時に気軽にできるので、続けられるのがうれしいです♪
2014-09-01 08:00:00
エネルギーの次元
カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
いつもブログをお読みいただきありがとうございます(^^)
ホメオパシーについて書くときに
エネルギーという次元はなくてはならないお話です。
人が目に見える物質的な存在と目に見えないエネルギー的な存在の両方から成り立っていて、病になる時は最初にエネルギー的な存在から影響を受けるというホメオパシーの考え方や
ホメオパシーで摂取するレメディはエネルギー的な状態まで希釈し振とうされて作られていることは以前にもブログに描かせていただきました。
先日、ある講座に参加して
生きとし生けるものはエネルギーの存在であることや
身体と心、そして魂があって、生きていること
生きているものはすべて「息」をしていること、呼吸とエネルギーの関係などを勉強してきました。
エネルギー的存在なのを意識することは日常でほとんどありませんでしたが、今回の講座では、呼吸とのエネルギーの密接な関係がとても大切であることを教えていただきました
昨日の助産師のつぶやき日記では
呼吸と合わせて自分の体をさすることで癒されたりエネルギーが整えられると書かれています。
まさにそのことを実感してきました。
呼吸に合わせて片足をさすることでちゃんと自分の足になったような感覚がありました。
もう片方は遠く離れているような感じです
呼吸と合わせてさすってあげることで魂の自分と身体部分が一致しやすくなるのだそうです
ぜひ試してみてください
魂(エネルギー)との一致を感じることが自分の本当の力を発揮するひとつの方法なのではと思います。
自然治癒力に働きかけるホメオパシーも取り入れながら、自らの持つ力をうまく発動させていきましょう♪
2014-08-29 08:00:00
自分をいたわる方法
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
自分をいたわると聞くと、ヒーリングを受けたり、マッサージや整体を受けたりするなど、人にやってもらおうと思うことも多いですが、
今日は自分でできるとても簡単な方法のお話です。
人の体もそうですが、私たちの目に見えている世界は本当はすべてエネルギーや波動で成り立っていて、見ているつもりや、物質に見えているものも、自分で判断してそう見ているだけで、すべてが粒子で振動しているそうです。
エネルギーは目には見えませんが、自分の考え方一つで大きく変化するようです。
そこで自分のいたわり方なのですが、「自分の体を優しくさする」ということです。
さすることで見えないエネルギーが動いて、乱れているところや滞っているところが流れて整うようです。
その時自分の呼吸に合わせて、ゆっくり優しくさするとさらに効果的です。
試しに自分の片方の足をゆっくりさすってみてください。しばらくさすった後、さすってない方の足との感覚の違いを感じると明らかな違いがあります。
今まで意識出来ていなかった足を感じたり、長さが違ってたり、暖かくなってたり。
違うのでまたやっていない方の足も整えてあげてください。
また人は、自分の今まで経験した色々な感情を体の少し外側のエーテル体という部分に貯めているそうです。そして体の筋肉の中にもそれがあって、硬くなったり引きつれてたりするそうです。
そういうものも体をさすることで流れてほぐれるのですね。
小さい頃にこうしてほしかったのにとか言う気持ちが、今の人生に影響していることもあるので、さすることで知らないうちにそれが癒されることもあるそうです。
ぜひ気づいたときに自分の体を優しくさすってあげて、よくやってるよとか、大好きだよとか、愛しているよとか自分に言いながら、自分をいたわるようにしてみてくださいね。
自分のエネルギーが変わった分、自分の周りも変わる奇跡も起こるはずです。
2014-08-28 09:32:42